道明寺家のプライべート空港からNYへと向かう

ここの飛行場はあたしと道明寺の思い出の場所でもあった

つくし「あの時は周り見る余裕なんてなかったけど・・・改めてあんたってボンボンなんだね~」

 

飛行機の窓からキョロキョロと周囲を見渡すつくしを司は鼻で笑った

 

司「なんだよ、お前も道明寺つくしになるんだからお前のものでもあるだろ、まっす~べ~て俺様のおかげってや・・・おまえなに携帯みてんだよ!」

 

つくし「優紀にバイトの事で連絡しなきゃいけなくて」

 

司「おまっ!まさかまだあの饅頭だか泥団子だか売ってるとこで働いてんのかよ?!」

 

つくし「泥団子ってなによ!!!女将さんのお店を馬鹿にしないで!!」

 

司「いや、今のは言葉のリョウってやつで・・・」

 

つくし「はあ?それをいうなら言葉の綾でしょ!」

 

司「は?リョウだろ」

 

つくし「はあ~そうだ日本語弱かったんだ・・・あのね?道明寺、漢字には音読みと訓読みがあって・・・」

 

司「は?お前なにいってんの?」

 

つくし「だから!」

 

つくしが言い返そうとしたとき、飛行機が離陸をはじめ風に揺られ始めた

 

つくし「うわ・・・!」

 

司「あ、そうだお前携帯貸しとけよ」

 

つくし「へ?なんでよ」

 

つくしは思わず携帯を隠すような動きをしてしまうがそれに対し司は眉間に深いシワを作った

 

司「あ?何警戒してんだよ、ただ充電しといてやろーと思っただけだよ」

 

つくし「へ?あ、そ、そっか・・・ごめん」

 

つくしは素直に司へと携帯を渡す、司はそのまま携帯を側近の西田に渡した

 

つくし「うわ・・・あんた携帯何台もってんのよ・・・」

 

司「ん?仕事用、プライベート用、これは情報用、あとこれはデザイン気に入ったから」

 

司がサラッと説明するがつくしは呆れて口が開いてしまう

 

つくし「む・・・無駄遣い・・・」

 

司「無駄じゃねえよ!」

 

つくし「はあ~~~」

 

司「でかいため息つくんじゃねえよ!あーそうかあれか、お前嫉妬してんだろ?」

 

つくし「は?なんで嫉妬?呆れてんのよ」

 

司はにやにやしながらある携帯を取り出した

 

つくし「・・・」

 

司「お前専用の携帯もちゃ~んとあるんだからそう嫉妬すんなよ」

 

つくし「・・・」

 

つくしはもう司に構うまいと西田が用意してくれたジュースをストローで飲み始める

 

司はそんなつくしの様子に気づかないのか色々と思い出話を話し始めた

 

司「あの日お前が持ってきたクッキー、ぶっさいくだったな」

 

つくし「はいはい・・・」

 

司「ま、まーお前がどうしてもっていうんならもっかい作ってもってきてもいいんだぞ?」

 

ちらっとつくしのほうをみてくる司の姿につくしはクスっとふき出してしまった

 

司「な、何笑ってんだよ」

 

つくし「べつにーーー」

 

西田「・・・」

 

西田はそんな二人の様子に思わず笑みを浮かべる

 

じゃれている二人の姿はどこからどうみても仲の良い新婚そのものだった

 

こんな仲が良く、これから結婚披露パーティーに向かう二人だったが実はまだ入籍はしていなかった

 

ひと段落したら入籍をする、できれば司とつくしが付き合いはじめた記念日に・・・

 

そう考えていた二人だったがまさかそのことを激しく後悔する日が来るとは、この日の二人はまだ知らない・・・

 

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読んでくださってありがとうございます!

 

 

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