飛行機は無事NYに到着した

 

つくしは空港で西田へと質問をする

 

つくし「あ、あの、ちょっと荷物取りたいものがあって・・・」

 

西田「こちらです」

 

司「なんだ?」

 

つくしは自分で荷造りしたスーツケースを少し隠れた場所でパカッと開けた、その様子が気になる司はスーツケースを思わずのぞきこむ

 

つくし「ちょっとやめてよ」

 

司「お前・・・なにもってきてんだ?!」

 

つくし「わ!!ちょっと返してって!!!」

 

司「あははは、だってお前これ・・・おい西田!これみろよ!」

 

つくし「ちょっと!!!」

 

西田「・・・」

 

つくしのスーツケースの中には何故かけん玉やトランプ、お菓子に冷凍ミカンまで入っていた」

 

西田は他のものを呼び出す

 

つくし「に、にしださん?」

 

西田「申し訳ありません、一度お荷物をチェック致します」

 

つくし「へ?いやちょっと!」

 

西田「外国には持ち込んでいけない物、申告しなければならないものもありますので・・・少々お時間いただけますか」

 

つくし「え、はい、あの、ごめんなさい」

 

司「あ?そんなんあるのかよ」

 

西田「司様のお荷物は全てこちらで用意しておりますので・・・」

 

司「そういやそうだよな、つーか牧野、なんで西田にやらせなかったんだ?」

 

つくし「そ!そりゃあし・・・下着とか・・・あるし・・・」

 

つくしはごにょごにょと小さな声で恥ずかしそうにうつむいているが司はつくしを馬鹿にしたように笑う

 

司「バカじゃねーの、お前の下着なんか誰も気に・・・いやするわ、ダメだわ、おい西田!お、お前牧野のし・・・下着みねえよな!?」

 

西田「滅相もございません、むしろ私共の不手際です、申し訳ありません。事前に確認をするべきことでございました」

 

つくし「いやそんな、あたしのほうこそそういうの知らなくて・・・」

 

司はへこむつくしの頭をぐしゃぐしゃと撫でた

 

司「お前、前に俺様に会いによく一人でNYきたよな」

 

つくし「あの時は必死で!!お菓子とか買う余裕もなくて・・・」

 

司「いやお菓子よりもなんでコレ、持ってきたんだよ」

 

司はつくしの目の前にずいっとけん玉をつきだす

 

つくしは慌ててそのけん玉を奪った

 

つくし「こ、これは万が一のためよ!あたしの特技っていったらこれしかないから・・・」

 

司「いやお前、どこでそんな特技披露すんだよ、はははは馬鹿じゃねえの?!」

 

つくし「うるさい!!備えあればな憂いなしっていうじゃない!!」

 

司「なんだよ、うれいナシってあれか?梨のキャラクターか何かか?」

 

つくし「もーー道明寺ってほんっと馬鹿!!!」

 

司「あ?馬鹿はねえだろ!!」

 

空港で睨みあう事数分、西田が仲裁するまで二人はこんな風に常にじゃれあっていた

 

・・・じゃれあっていた時が懐かしい

 

今のつくしは心底そう思っていた

 

まだ日は立っていないはずなのに、あたしはこんなところにいた

 

つくし「・・・だからなんで誰も言葉通じないのよ・・・英語じゃないし、何喋ってるかわかんないし・・・もう・・・」

 

つくしはドレスを着ていた、けれどその姿はぼろぼろで何かから逃げているようだ

 

NYにいたはずのつくしはなぜか裸足で暗闇の砂浜を歩いていた

 

つくし「!!!」

 

変な外国語で話し合う外人が誰かを探しているように叫んでいる

 

どうやら探しているのはつくしのようだった

 

つくしはそいつらに見つからないように隠れるように木の陰へと身を潜めた

 

外国人「×〇▽!!!」

 

つくしは震えながら外国人が通り過ぎるのを待っていた

 

けれど・・・・

 

男「・・・」

 

つくし「ひっ!!」

 

つくしの目の前には男が立っていた

 

思わず悲鳴をあげて後ずさるつくしだったが、つくしはこの男に捕まってしまうのだった

 

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