つくし「い、生きてる・・・」

 

レオ「ツイタヨ」

 

つくし「へ?」

 

レオがついたといった場所は大きな門の前だった

 

そしてその門は自動で開いていく

 

つくし「ちょ、まさか」

 

レオ「Let’s go」

 

つくし「いや、Goって言うけどここ・・・博物館か何かじゃないの?!」

 

レオ「ハハハ、ボクノイエダヨ」

 

つくし「いやいやいや。だってこれ、どうみても・・・」

 

2人を乗せた車が門を通ってから数分後にやっと入口につく

 

まるでおとぎ話の様なお城が目の前に現れ、さすがのつくしも腰を抜かした

 

つくし「道明寺家より大きい家、はじめて見た」

 

レオ「ツクシ、グアイワルイ?」

 

レオがそっとつくしに手を差し出す

 

つくし「いや、具合悪くなんてないけど・・・ってちょっ」

 

レオがサッとつくしをお姫様抱っこし歩き始めた

 

つくし「ちょ、おろして!あたし歩けるから!!レオ!!」

 

レオ「ヨウスオカシイ」

 

つくし「お、おかしくない、おかしくないからおろしてってばーー」

 

レオはつくしが叫ぼうが何しようがおろすことはなかった

 

そしてレオを取り囲むようにして使用人もあらわれ、つくしはそのままこのお屋敷の奥へと連れていかれてしまうのだった

 

 

司「おい、まだ牧野の手がかりなんもねえのかよ」

 

側近「・・・最善は尽くしておりますが・・・」

 

司「ちっ、使えねえなあ」

 

司は苛立ちながら車の後部座席でため息をついた

 

司を乗せた車の窓からはちょうどNYのタイムズスクエアが見えている

司「そういやここに、牧野いたんだよな」

 

司は昔のことを思い出し、ニヤニヤと笑みを浮かべている

 

司「まさかあいつがここにいるなんてこれっぽっちも思わなかったから、あの時は俺の脳が見せた幻かと思ったぜ」

 

嬉しそうなため息をついて司はサングラスを外した

 

するとちょうど巨大ディスプレイにあるニュースが流れていた

 

それはある企業家のニュースで慈善家としても知られている超大物のニュースで石油王のひとりでもあった

そんな億万長者の息子がピックアップされているようでその息子がイケメンなのかディスプレイを見た街行く女性たちが黄色い声をあげている

 

司「あいつ確か・・・」

 

司もその億万長者の顔には見覚えがあった

 

道明寺家商談相手の重要人物として楓に紹介されていたのだ

 

司「すぐに牧野探しにいきてえのにな・・・」

 

司はまたサングラスをかけてため息をついた

 

本当は今すぐにでもつくしを探しに飛び出したかった

 

昔の司だったら後先考えずに飛び出していっただろう

 

けれどあの司が少し落ち着いていられるのは本物の誘拐だと思っていないからではある

 

楓が何か仕組んだのだと、だからこそ楓の用意した仕事をきちんとこなさないと牧野を返してもらえない、司はこんな風に考えてしまっていたのだ

 

 

その頃、つくしはレオのお屋敷で至れり尽くせりの大サービスを受けていた

 

つくし「も、もういいですって」

 

使用人「〇×▽」

 

笑顔で色んな果物やお菓子を進めてくる使用人に困った顔のつくし

 

つくし「でもこれだけ凄い家なら・・・あの、NYへの行き方教えてくれませんか?ここどこですか?地図とかってありませんか?」

 

使用人「▽〇×」

 

使用人にはつくしの言葉が通じないようで困った顔でまたお菓子をすすめている

 

つくし「ん~~あっちに立ってる人達はあたしの言葉理解してそうなんだけど、うんともすんともいってくれないしな」

 

黒の衣装に身をつつんでいる警備員のようなものたちはつくしの言葉を理解してそうではあるが、つくしが語り掛けても一言も発しなかったのだ

 

つくし「レオはどっかいっちゃったしな、ってうわ」

 

使用人「!!!」

 

つくしはレオを探そうと立ち上がった時に誤って食卓に置いてあったコップに手をぶつけ落としてしまった

 

つくし「わ、われちゃった・・・どうしよう、高そうなコップ」

 

使用人「!!!」

 

つくし「あ、大丈夫、怪我してないよ、ってええっと通じないんだ・・・英語だとどうかな・・・ってキャア!大丈夫!自分で拭くから!!」

 

コップに入っていたジュースがつくしにかかっていたため、使用人が慌てて拭いてきた

 

使用人「〇▽▽!!!」

 

リーンリーン

 

つくし「え?なに?!なに?!」

 

使用人が何かを言いながら食卓にあるベルを鳴らしたら、すぐさま他の使用人が大勢でてきてつくしをどこかに連れていく

 

つくし「ちょ、あの、どこつれてくの?!レオーーー?!!」

 

つくしは使用人たちに引っ張られるようにしてお風呂場へと連れていかれるのだった

 

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