偽りの秋桜31

司に引っ張られ飛び込むように部屋へと入ったつくし

 

部屋の中はベット以外なにも置いておらず、司とつくしの二人きりになってしまった

 

扉の外では西門が立ち去る足音が ...

続きを読む

偽りの秋桜32

つくしはあの秋桜畑のある公園へと急ぐ

 

つくし「……」

 

脳内では今まであった色んなことが思い出されていた

 

司との恋愛は、も ...

続きを読む

偽りの秋桜33

あまりにもタイミングよくあらわれた類に、つくしは動揺しっぱなしだ

 

心は落ち着かずに、すぐにでもこの場を去りたい気持ちになった

 

でも会えてうれしいとも思ってしま ...

続きを読む

偽りの秋桜34

付き合い始めたはいいが、その日以来つくしも類もなかなか会う事ができなくなっていた

 

つくしはテスト期間に突入し、類は類で忙しかった

 

クリスマスまであと3日となっ ...

続きを読む

偽りの秋桜35

家の前には花沢類の車が待っていた

 

否応なしにつくしの心臓は早くなる

 

つくしが車に近づくと、車に寄りかかっている類の姿が目に飛び込んできた

&nbs ...

続きを読む

偽りの秋桜36

極度の緊張状態により、つくしからまったく言葉がでなくなってしまった

 

類「どうしたの?」

 

つくし「いや…」

 

助手席である一 ...

続きを読む

偽りの秋桜37

総二郎とあきらが扉を勢いよく開けてクラッカーを弾けさせた

 

二人きりのところに来ていいのかよなどとからかいつつ、ディナーは結局部屋へと運ばれてきて4人で楽しいクリスマスパーティーがはじまった ...

続きを読む

偽りの秋桜38

手を繋ぐ、ただそれだけなのにどうしてこんなにも心臓がうるさくなるのだろうか

 

つくしはそんなことを考えていた

 

だんだんと緊張のせいもあって汗ばんでくる手が気にな ...

続きを読む

偽りの秋桜39

類に名前を呼ばれくすぐったいような恥ずかしさを感じていた

 

だんだんと類の唇が近づき、キスされそうになった瞬間、ヘリが大きく揺れた

 

つくし「!!」

...

続きを読む

偽りの秋桜40

病院へ向かうと、西門とあきらが出迎えた

 

どうやら司は高い場所から落ちて頭をうち、意識を失ったようだった

 

つくし「高い場所って…」

  ...

続きを読む

最新記事

シリーズ

ブログ村