タマ「私の母親を一言で辞めさせられそうになった、それが楓様はとても恐怖だったようでね、私にも聞いてきたんだよ、どんなことがダメなのか、どんな風にしたらいいのかって」

 

 

つくし「でも、お義母さんも一言で人を辞めさせたりとかしてますよ…ね?」

 

 

そのつくしの言葉にタマは優しくうなづいた

 

 

タマ「あれだけ優しかった楓様が、今では当時のご当主にそっくりでね、私は笑ってたんだよ、似合わないことをしているなってね」

 

 

つくし「…」

 

 

タマ「ぼっちゃんをね、改心させるためにぼっちゃんと仲の良いケンを死んだようにみせかけた、でも考えてごらん、ケンの家庭を人質にとって協力させるように仕向けたけれど、あれは楓様ご自身の体験でもあったんだよ、しかもフリではなく、本当に亡くなられた、その相手はね…」

 

 

つくし「…」

 

 

タマ「楓お兄様のご親友で楓様に英語を教えに来ていた男性さ」

 

 

つくし「…!!」

 

タマ「楓様は、私の母親が戻ってきて大喜びで、でも次の日からは地獄のほうがましなようなスパルタが待っていた、ご自身の言動に気をつけている楓様の顔はだんだんと強張っていってね、その時に色々楓様のご相談にのってくださったかたが楓お兄様のご親友だった、楓様の…初恋でもあったんだろう、そのご親友と過ごしている楓様の笑顔はとても可愛らしかった」

 

つくし「でもその人がお兄様の居場所を知っていたのでしょう?」

 

タマはそれにうなづく

 

タマ「そうだよ、お兄さんいなくなって心配だねと相談していた相手が、居場所を知っていた、それだけでもショックだろうに、楓様にそのことを打ち明けず私の母親だけに打ち明けた…まあそれも楓様の知るところとなるんだけどね…二人に秘密にされて、裏切られた気がしたんだろう、楓様から笑顔が消えてしまったのはその頃からだね…」

 

つくしは悲しそうな表情を浮かべていた

 

つくし「でもきっと二人共楓様のことを考えて言わなかったと…」

 

タマ「私もそう思うよ…でもそう思えるには幼すぎたんだろうね…」

 

 

 

☆☆☆

 

続く

 

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