船上パーティーに行くのを決めたのはいいが、つくしはあることに気づいた

 

つくし「……」

 

それは服装の事、いつもつくしは道明寺家に用意してもらっている

 

けれど今回は道明寺家に秘密での出席、秘密ということ事態で、もう危険な香りしかしないが、言ったら言ったでどうなるか想像もできずに怖い

 

つくしの持っているお金では到底そういうパーティーに出席できそうなドレスはない

 

今まで持ってるドレスでの出席を余儀なくされるが、招待状にはある記載があったのだ

 

つくし「あの…このドレスコードって…絶対しなきゃダメなの?」

 

つくしの質問に察した類

 

類「大丈夫、牧野のぶんは俺が用意するから」

 

その言葉に、正直ほっとしてしまうつくしだった

 

昔ならばそんなことは申し訳なかったし、自分でドレスを頑張って購入しただろう

 

けれど、つくしの服装すらも今は道明寺家の評価に繋がっている

 

つくしは前のようには自由奔放でいられなくなってしまったのだ

 

けれど、やはり類にたいしても申し訳ないって気持ちと自分でそう言う事ができないことを悔しいと思ってしまう

 

つくし「ご、ごめんね、こういうこと、ぜんぜんなにも知らなくて…」

 

類「気にしなくていいのに」

 

申し訳ないと小さくなるつくしに類は笑って優しい言葉をかけてくれた

 

類「それに、そういうのを勉強中なんでしょ?牧野なら、すぐできるようになるよ」

 

類は部屋の中にある本を見てつくしが頑張っていることがわかっていた

 

つくし「ありがとう…あれ?これなに?」

 

つくしは招待状にもうひとつ気になる表記を見つけた

 

類「ああ、仮面をつけて出席ってこと」

 

つくし「仮面??」

 

類はすっと立ち、ある映画や舞台の画像をノートパソコンで映し出した

 

つくしも立ち上がり、類の検索した画像を見る

 

つくし「顔に仮面つけてる」

 

類「こういう感じの仮面をつけて、出席者は顔を隠してのパーティーなんだ」

 

つくし「…」

 

類「まあ、大体誰が相手かわかるけど…今回は翼主催のパーティーだから…牧野は絶対俺から離れない事、いい?」

 

類の言葉にうんうんと力強くつくしはうなづいた

 

類「…でも、この招待状、司には秘密って書いてあるけど、総二郎とあきらのこと書いてないな」

 

類はその事に気づく

 

つくし「ということは?」

 

類「あきらと総二郎には教えれるって事」

 

つくし「……三人がいてくれるなら、あたし戦場パーティーでも頑張れる!!」

 

船上パーティーではあるが、つくしの中では戦場パーティーといってもおかしくないパーティーだ

 

こうしてつくしは、三人とともに、戦場パーティーがある日に向け必死にパーティーマナーを覚えるのだった

 

 

そして、パーティー当日

 

この日、前もってつくしは外出許可をとっていた

 

それを上手い具合に道明寺家に手配してくれたのは西門だった

 

四人は、仮面をつけ、リムジンに乗り込んだ

 

そしてパーティー会場で見失ったときのために、みんなで目印をつけることにした

 

それはブレスレット

 

それも美作がオーダーしておいた世界に同じものがないデザインのブレスレットだった

 

つくし「…」

 

リムジンの中で一言も発さないつくしに西門が背中を叩く

 

西門「おい、息止まってるぞ」

 

つくし「いたたた…と、止まってないよ!!」

 

あきら「こっちにまで緊張が伝わる」

 

類「大丈夫だよ、俺たちもいるんだし」

 

実は、西門もあきらもうまく手配して2人宛じゃないけど船上パーティーの招待状を手に入れていた

 

2人はこの話を聞くや否や、すぐに潜入することを決めたのだった

 

つくし「あ、ありがとう」

 

西門「どういたしまして」

 

あきら「まっ…何があってもとりあえず、牧野は落ち着いて…決してでしゃばるなよ?」

 

優しい言葉をいいつつも、やはりしっかりと釘を刺されるつくし

 

西門「そうそう、前みたく翼を殴ったらアウトだからな?」

 

あきら「おしとやかに…あいつらを見返す最高のレディになればいいだけだよ」

 

類「牧野、勉強頑張ってたし大丈夫でしょ」

 

類の言葉は逆につくしを追い詰めた

 

つくし「そ、そんなにプレッシャーかけないで」

 

半泣きのつくしに三人は笑う

 

西門「大丈夫だって!大船に乗ったつもりでいろよ」

 

あきら「そうだぞ?牧野」

 

そんな風に話している間に、リムジンは目的地へ到着した

 

類「ついたようだね」

 

つくし「!!!!」

 

つくしの顔が固まる

 

西門「ほら、深呼吸!!」

 

つくし「す~~~は~~~」

 

西門に促され、つくしは一生懸命深呼吸をはじめた

 

あきら「…行くぞ」

 

類「…」

 

類はつくしへと腕を差し出す

 

つくしは類にエスコートされながら、一応4人は二手に分かれて、船の中へと入っていくのだった

 


 

 

読んでくださりありがとうございます!!!

 

 

 

 

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