西門からすべてを聞いた司

 

つくしにそこまでされたと知っていても、司の怒りも頂点に達した

 

そんな時、拳から血がでた類が部屋へと戻ってきたため、話は中断し、みんな慌てて類の手当てをする

 

類「俺の事より牧野が…」

 

つくし「なにいってるのよ!!そんなに血がでて…」

 

司「お前なにしてきたんだよ」

 

類「…」

 

西門「そういうお前も額に傷ついてるぞ」

 

司「ええ?!」

 

あきら「頭にだけ攻撃しすぎなんだよ」

 

司「…」

 

つくし「なんで頭ばっかり打ちつけてたの!?!」

 

そんなやり取りをするうちに、決して笑える状況でもないのだが、5人全員で吹き出してしまった

 

司「うるせえよ、なんでか頭だったんだよ」

 

西門「ぷっ…」

 

あきら「おい総二郎、笑うなよ…ぷぷっ」

 

つくし「……あははは」

 

類「…」

 

類も声は出さず笑っていた

 

司と類とつくしは傷だらけで笑いあった

 

司「あ~~~少し頭の中冷えたわ」

 

あきら「…俺も」

 

西門「…」

 

類「牧野にたいしてしたことは、許せないけどね」

 

5人はそんなことを言いつつも、今笑ったおかげでしっかりと冷静さを取り戻していた

 

司「…正直、翼も輝も許せねえし、なんでこんなに俺らばっか攻撃してくるかもわかんねえ…」

 

西門「それに、英徳の時と違って家も巻き込むから俺らでさえ反撃できない」

 

あきら「……天下のF4は井の中の蛙大海を知らず…か」

 

司「……昔の俺なら一発殴って終わりだな」

 

あきら「その時には道明寺家も終わってる可能性があったな」

 

西門「成長してくれてよかったよ、司」

 

司「うるせえなあ…俺の一言で部下がどうかなるって知ってから、俺だって色々考えるようになったんだよ!!」

 

あきらと西門と司がそんな風にじゃれあってる時、類がぼそっとつぶやいた

 

類「…されど空の青さを知る…」

 

あきら「…」

 

西門「……」

 

類の言葉にあきらも西門も動きが止まった

 

井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る

 

狭い世界でその世界の知識や考えにとらわれているひとのことを、井の中の蛙大海を知らずと言われたりするが、されど空の青さを知るという日本の誰かが考えたポジティブになれる続きがあったのだ

 

井の中の蛙という狭い世界しか知らないという嫌味めいた言葉も、この続きにより空の青さや雄大さは知ることができているという前向きな意味に変わる

 

司はそのことを二人から説明され、やっと言葉の意味を理解する

 

司「誰が狭い世界だよ…俺たちF4を馬鹿にすんな」

 

あきら「いやいや、馬鹿にしたとかじゃなくて…」

 

西門「でも実際問題そうだろ?F4って呼ばれて、俺たちに逆らうものはいなかった…けど跡取りとして動くようになって、それが間違いだったって思うことあるぞ」

 

あきら「ああ、俺もある。蓋を開ければF4より凄い奴らなんているんだよ。輝と翼だってそうだ、あいつらは今の俺らが逆立ちしたってもってない地位も名誉ももってる」

 

西門「F4も人気があるけど、あいつらは世界各国から人気の二人で知名度も半端ない、おまけに色んな事業を持ってるグループで俺ら全員の家とかかわりがある、あんな奴らに目をつけられたら…」

 

あきらと西門はその後の言葉を濁し、神妙な顔をしていた

 

類「……でも、あいつらは2人、俺らは4人…牧野をいれれば5人」

 

司「そうだ!!人数では勝ってる!!」

 

2人の言葉に苦笑いをする西門とあきら

 

あきら「いやいや、人数って…」

 

西門「そこだけ勝ってもな…」

 

つくし「…そうだよ」

 

その言葉につくしも思わず同意してしまった

 

このままいけば、つくしは中傷的な報道ばかりされ、社交の場ではつまはじきにあい、世間を騒がせたダメな婚約者がいつのまにか綺麗に排除されてしまう、まるでそんな人いたの?と言わんばかりに綺麗に

 

そうなってしまうことを、三人は気づいていた

 

司は、そうなってしまうことはないと信じているようではあったが…

 

司「…真正面からあいつらにぶつかれないってことだよな」

 

西門「ああ…簡単に言うとそう言う事かな」

 

司「くそっ……牧野のこと何も知らねえくせに決めつけやがって」

 

あきら「それ、司にもブーメランだからね?」

 

司「…」

 

言い方は悪いが、今翼がやっていることは当時の司がつくしにしたことと同じようなものだった

 

つくし「……」

 

こんな雰囲気なため、つくしは翼にキスされたことを言いだせずにいた

 

むしろ、言えるわけがなかった

 

司「…要はどうすればいいんだ、あいつらより上になればいいってことか?」

 

西門「すぐにはそれは無理だよな」

 

4人が悩み無言になる、一番先に名案が浮かんだのはあきらだった

 

あきら「……牧野の事を真珠としていじめない人間が増えればいいんじゃねえの?」

 

西門「…あいつらの人望に敵うか?」

 

あきら「敵うように仕向けるんだよ!!逆にあいつらが利用してるマスコミをこっちの味方につけるんだ!!」

 

西門「……そうか……その手があったか!!」

 

あきらの名案を瞬時に理解したのは西門だった

 

類「…?」

 

司「お前ら、わかるように説明しろ」

 

あきら「…だからな!」

 

西門「これはうまくいけばひょっとするとひょっとするかも!!」

 

こうして、F4は翼と輝への対策を練っていくのだった

 


 

読んでくださってありがとうございます!

 

続きが気になるというメッセージ、嬉しかったです、ありがとうございます!!!

 

物語を書いていてこれほどうれしい言葉はなかったです

 

サイトに書くという大胆な行動をしていても、大丈夫かな…この文章で…という葛藤が必ずあるので、本当に励まされました

 

ありがとうございます、更新頑張ります…!!

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