西田はこの部屋に来る時に痛恨のミスをしていたのだ

 

西田が来た時、実は廊下で誰にもすれ違っていない

 

部屋に入った時につくしが座り込んでいる状況をみて、翼はもう帰った後なのだと思い込んでしまっていた

 

まさか翼が帰るふりをしてそのまま隣の部屋にいるなど気づいていなかった

 

翼「…あのバカ女、着替え中か」

 

ふ~と深い息を吐く翼にある考えが浮かんだ

 

翼「これは面白いことに使えるかもしれねえな」

 

何かを思いついた翼はすぐに部屋方でて、あろうことか、つくしがいる部屋に向かい、扉を音が出ないように開け始めたのだ

 

翼「……ははっ、バッチリだわ」

 

翼はスマホでつくしに気づかれないように着替え中のその写真を撮影した

 

ズーム機能を使用したせいで、それはもうものすごく綺麗に下着姿のつくしが写っている

 

翼「無防備な女」

 

つくし「誰?!!」

 

さすがに、つくしが物音に気付いた

 

このまま逃げるのかと思った翼があろうことかつくしの部屋に再度押し入る

 

つくし「!!!まだいたの?!!出てって!!」

 

つくしは服で身体を隠しながらそこらへんの雑誌を投げつけてしまった

 

その姿が余計に翼を煽ってしまう

 

翼「へえ、そ~ゆ~ことするんだ、このまま帰ろうと思ってたけどさすがにもう帰れねえわ」

 

つくし「は?なにいってんの?!てかさっきからほんっと意味わかんないんだけど?!いきなり来るし!なんで来たのかもわかんないし!!!帰ったかと思えばまだいるし!!なんなのあんた?!」

 

つくしもさすがに怒りが頂点に達してしまっていた

 

もちろんこの声は西田がいる方にも届いていた

 

もうすぐ西田が来る、逃げた方がめんどくさいことにならないのはわかっていた翼だったが、半裸のつくしを目の前に、身体が勝手に動いてしまった

 

翼「すぐ帰るよ、これ撮ったらな」

 

つくし「ちょ!なに?!近づかないで!!きゃっ!!」

 

翼に敵うわけもなく、つくしはあっさりと翼に組み敷かれベットに押し倒されてしまった

 

しかも押し倒したままつくしの目の前でカメラのフラッシュが光る

 

つくし「さいってー!!!消しなさいよ!!」

 

翼「あ~これもやっとくか」

 

抵抗するつくしを片手で押さえながら翼はあろうことかつくしの首を噛む

 

つくし「痛い!!もう!!!なにするのよ!!!」

 

翼「うわ」

 

つくしの火事場の馬鹿力なのか、まったく敵わなかった翼をここでやっと突き飛ばすことに成功した

 

すぐに持っていた服を急いで着てつくしはファイテングポーズで防御している

 

翼は唇が切れていたが、にやにやと笑ってそれ以上は何もしてこなかった

 

翼「まあ、目的のもんは撮れたし、今日はこれで終了な、真珠」

 

つくし「消しなさいよ!!」

 

翼がにやにや顔で須スマホを眺めていた、その画面は先ほどの写真であるのは間違いなかった

 

つくしがどんなに叫んでも、翼は怯えることも、それを消すこともなく、ひらりとつくしをかわし、部屋から出ようとする

 

だが、今度は西田と鉢合わせることになってしまった

 

西田「今の叫び声は…!!つ、翼様!!」

 

翼「よう西田、久しぶりだな」

 

西田「……お久しぶりでございます…そして誠に申し訳ないのですが、牧野つくし様は司様の大事な婚約者様です、これ以上”お遊び”が過ぎますと、さすがに見過ごすわけにはいきません」

 

西田は額に汗をかきながらも、はっきりと翼の目を見て指摘する

 

だが翼はそんな西田を睨み返した

 

翼「それは脅しか?」

 

西田「そうではありません。友好なお付き合いができたらと…」

 

 

西田の言葉にふんっと翼が笑う

 

翼「さっきの電話、例の件のことだろ?大変だよな、司が自分ていう人間をわかってないからな」

 

意味ありげにそう言って翼は西田の肩をぽんっと叩いた

 

西田「……」

 

何も言えない西田に翼は高笑いをしながら

翼「ははは、やっぱりそうか、まっそうなるのも時間の問題だと思ってたよ」

 

翼はそんな言葉を残し、その場を去っていった

 

つくし「どういう意味ですか?」

 

西田「……」

 

その場に残されたつくしは苦しそうな表情の西田に理由を聞いたが西田は答えることはなかった

 

だが、つくしはすぐに翼と西田のやりとりの意味を知る事となる

 

それは、あるネットの書き込みからはじまったのだった

 

 

つくし「なにこれ…」

 

それはいつのまにかネットで流れていて、もはや手の付けられないレベルで拡散されていた

 

”それ”とは、司や類、あきらや総二郎たちが英徳で行っていたこと

 

”赤札”について書かれていたのだった

 

道明寺家が金でもみ消してきた事件も全て、細かい詳細つきで書かれていた

 

もちろん道明寺家は名誉棄損など、法的処置をとろうとしたが

 

その書き込みには赤札を貼られされたこと、被害者の言葉、写真まで貼られてあり、言い逃れできない状況まできていた

 

司が昔してきていた悪行がすべて、世間に知れ渡ったのだった

 


 

読んでくださってありがとうございます!!

 

拍手とメッセージもありがとうございます!!

 

まだ停電している地域もあります

 

皆様が一日でも早く平穏な生活に戻れるよう、お祈りしております。

 

 

 

 

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