翼からのメッセージに司は飛び出そうとした

 

だが、道明寺家の玄関には今もなお、記者たちが待機している

 

下手に動くわけにもいかない

 

司は冷静さを取り戻そうと、部屋の中を一周しながら息を整える

 

司「落ち着け~~落ち着け~~」

 

あの司がそんなことをつぶやきながら部屋をうろうろするなんて、成長した証だった

 

前だったら何も考えず飛び出していき、翼をぶん殴っていただろう

 

でも殴る事で解決するわけがないことを司はわかってきたのだった

 

司「ぶん殴りてえほどむかつくが…」

 

それは相手の思うつぼ

 

さすがの司でもそれはわかった

 

司「まあ、アイツが持ってるこの写真、消さねえとまずいよな」

 

司はまず一番はじめに何をすればいいのか落ち着いて考えた

 

やはり、つくしのあられもない姿の写真を翼が持っていることが一番嫌だった

 

司「しかもこの撮り方…」

 

つくしを組み敷いている手だけがその写真には写っている

 

そこの手首には翼がいつもつけているブレスレットが写っていた

 

司「あいつもなんでこのこと俺に話さねえんだよ」

 

司は辛そうにぼそっとつぶやく

 

そして、もう一度大きな深呼吸をして、司は西田へと電話をかけた

 

電話をした理由は3つ

 

1つ、つくしを他の場所へ移動させること

 

2つ、翼と会う事ができる公な機会を作る事

 

3つ、ある場所を貸し切りにしておくこと

 

西田はすぐにそれらを手配した

 

つくしは司の命により、理由を話されることはなく、なぜか美作の家へとうつされた

 

そして、F4は翼と輝を呼ぶパーティーを開く

 

謝罪会見もまだなF4がパーティーを開くということで世間からの反感はすさまじいものでもあったが

 

ある一部の記者がそこで謝罪会見を開くのではないか?と推測した

 

色んな憶測が飛び交うなか、とうとうパーティー当日となる

 

西門「……で?このパーティー開いたのはどんな理由?」

 

この日まで何も知らされることがなかったF3

 

それでも黙ってこのパーティーに来たのは、やはり強い信頼関係で結ばれているからだろう

 

何も聞かされていない、何も知らないF3だったが、司のやることについていこう、そう決めているのだった

 

類「…」

 

類の視線が会場の入口へと向かう

 

美作「あいつら、来たか」

 

司「……」

 

F4主催のパーティーに、翼と輝が到着した

 

F4よりも凄い歓声で迎えられる二人

 

今日ここで、のちに世間でずっと語り継がれるようになる

 

F4と二人の直接対決が行われるのだった

 

翼「お招きどうも!」

 

厭味ったらしくそう言って司の前にたつ翼

 

勝ち誇ったようなその表情に、司は苛立つが、建前上、笑顔で翼のことを出迎えた

 

輝「…何を企んでるんだ?」

 

輝は、やはりこの集まりを怪しんでいた

 

怪しんではいたが翼のことが心配でついてきたようだった

 

翼と輝の関係は、F4同士の関係と同じなのだ

 

司「今日は……俺たちの謝罪会見だ、おまえらにもちゃんといてもらおうと思ってよ」

 

司の言葉に他の人が目を見開く

 

西門も美作も類にとっても初耳だったが、この3人もいつかどこかで謝罪会見を開かなくてはならない状況であることはわかっていた

 

なぜその会見にこの二人を呼ぶのかはわからなかったが、西門達は司に従う事にした

 

西門「そういうことか」

 

美作「了解、司に従いますよ」

 

二人は素直に壇上へと上がる

 

類も壇上に上がろうとするが、その時司とすれ違いざまに小声で

 

類「ほんとはなにがあったの?司」

 

司「……なんもねえよ」

 

類「…」

 

類だけはほかにも何かあるのではないかと思っていたようだった

 

こうしてパーティーとして開かれたこの場所で

 

F4の謝罪会見が突然はじまるのだった

 


 

 

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