西田「ですから花嫁修業をしていただきたいのです」

 

つくし「は、はなよめ…」

 

司「どういうことだよ?」

 

部屋にいる司とつくしに、西田は突然こんなことを言い出した

 

司「またあのばばあがなんか言ってるのか?修行なんてものしなくても俺が認めた女なんだから牧野は俺の嫁だ」

 

つくし「道明寺…」

 

西田「…これをご覧になりましたか」

 

西田がたくさんの週刊誌やコピーしたネットの記事を司とつくしに渡した

 

つくし「ご存知も何も…実際外に出ると言われてます」

 

そう、つくしは結婚式のあと、外出をするたびに変なヤジが飛んできていた

 

そのヤジは「貧乏女がどんな手で男をたぶらかした」等、酷いものだった

 

司「まっ最初はこんなもんだと俺だって思ってたよ。でも牧野の魅力にいずれ気づくだろ」

 

司は椅子にふんぞり返って座り足を投げ出した

 

だが西田が険しい顔でこう続ける

 

西田「いずれ…では遅いのです」

 

司「あ?」

 

西田が次に差し出したのは道明寺家の株価のグラフだ

 

つくし「見るからに下がってる…」

 

西田「このままでは、危険です」

 

司「…だからってなんで牧野が花嫁修業なんだよ」

 

司だけ納得しないといった不満顔のままだ

 

つくしは眉間にシワをよせ困惑した表情だ

 

つくし「海外の方でもあたしと道明寺の結婚式が報道されたって聞きました」

 

それは静からのメールでつくしは知っていた

 

大々的に報道され、海外ニュースでも現代のシンデレラだと扱われていた、だがそれと同時に道明寺が婚約発表で使用したつくしがラーメンを食べている写真とともにアップされ、とても残念なシンデレラ、魔法がかかることがないシンデレラといった風に笑われている

 

つくし「…なんであんな写真使ったのよ」

 

泣きそうなか細い声でつくしがつぶやく

 

司「あ?お前俺様が決めたことにケチつけんのか?」

 

司とつくしが一触即発な雰囲気になるが、西田はやけに冷静な口調で話を遮った

 

西田「TOJ(ティーンオブジャパン)、牧野つくし様が準ミスに輝いたあのコンテスト。ああいったものがセレブの世界にあるのをご存知ですか?」

 

司「あ?」

 

つくし「へ?」

 

西田の言葉ににらみ合ってた二人が西田の方を振り向いた

 

西田「”コンテスト”といった風に開催されているわけではありません。ある社交界で認められた女性は”ある”パーティに数人だけ招待される。それが社交界…簡単に説明いたしますと、セレブの世界でその女性がトップになったという証、ご理解いただけますでしょうか?」

 

つくし「なんとなくだけど…」

 

司「そんなのがあるのかよ」

 

西田「司様は男性ですからご存知ないかもしれません。もちろん、会長はそのパーティに招待され出席した数少ない女性の一人でもあります」

 

司「なんなんだあのばばあ…金使ったんじゃねーのか」

 

西田「その世界はお金を持っている人の集まりです。お金で動く人はございませんよ」

 

つくし「じゃあ…何が基準なんですか…?」

 

西田「TOJと似ています。マナーや立ち振る舞い、ファッションに容姿。そしてどれだけ世界情勢を把握しているか、人のことを見抜けるかで決められてると言われています」

 

つくし「無理」

 

司「お前やる前から無理って決めつけんなよ」

 

西田「さすが察しが良いですね。そのパーティに招待されれば、誰も牧野つくし様を責める事はありません。こちらの世界の人々には牧野つくし様は認められる事でしょう」

 

つくし「でもきっと、一般人…っていったらあれだけど、そういう人には認められないと思う」

 

つくしの弱音に西田が優しく返す

 

西田「社交界で立派にパーティに出席し、各世界の要人と対等に渡りある女性を馬鹿にし続ける人はいないと思いますよ」

 

つくし「……」

 

司「…面白そうじゃん」

 

つくし「へ?」

 

さっきまで不機嫌顔だったはずの司のニヤッとした笑顔につくしが驚いて振り向いた

 

司「おい牧野、お前が世界で一番だって全世界の人間に見せつけてやろうぜ」

 

つくし「ちょ、ちょっと」

 

動揺するつくしを横に、西田と司でどんどんと話を進められていくのであった

 


 

 

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