またたくさんの記者に囲まれながらも、4人は無事に病院へとたどり着いた

 

つくしは病院についたそのままの足で皮膚科の診察も受けさせられるようだった

 

つくし「さっき診てもらったから大丈夫なのに」

 

そう言って渋るつくしをあきらたちは無理矢理連れていく

 

あきら「傷がきれ~~に治るやつ貼ってもらうだけだから」

 

つくし「…もうだいぶ前の傷だしほっとけば治るのに…」

 

あきら「だから女の子がそんなこと言っちゃダメだって」

 

つくし「う…ん、ありがとう…」

 

あきら「ほらほら、行くよ」

 

つくし「あ、待って!」

 

つくしとあきらだけが皮膚科に向かう、だがあきらだけくるっと方向転換して総二郎の元へと走ってきた

 

あきら「これ渡しとくわ」

 

総二郎「おう?」

 

茶封筒を渡した後、あきらはすぐにつくしの元へと戻っていった

 

総二郎「なんだ?」

 

茶封筒を開け、ちらっと中をみると、つくしの傷痕の写真が数枚入っていた

 

類「証拠写真ってわけね」

 

総二郎「さっすがあきら」

 

類「でも場所が場所だから、ちゃんと保管しとかないとね」

 

総二郎「ああ」

 

つくしの傷痕の場所的にも他の人には見せれない写真だ

 

総二郎は無くさないようにしっかりと小脇に抱えた

 

司の病室に向かいながら二人は話す

 

類「司、昼頃にはもうしっかりしてたって」

 

総二郎「ああ、聞いた、そうそう、調べたやつだけど、類はなにかわかった?」

 

類「まあ、大体は、翼がどうして牧野に執着してるのかってのも…」

 

総二郎「ああ、俺も」

 

そんなやり取りをしているうちに司の病室へとついた

 

類「司、起きてるかな?」

 

コンコンっと病室の扉をたたいて二人は開ける

 

司「おめえら、おせえぞ」

 

こう言いたい司だったが、まだ酸素マスクがついているため、視線しか動かせなかった

 

総二郎「…」

 

酸素マスク姿でこっちを見る司に総二郎と類の身体が固まる

 

ベットに寝かされてる司を見て、改めて二人は翼や刺した男子生徒に対しての怒りが沸々を沸いてくるのだった

 

類「総二郎、俺、翼のこともう許せないかも」

 

ぼそっと類がつぶやいた、それに続いて総二郎もまっすぐ司の姿を見ながら答えた

 

総二郎「俺も」

 

2人の間に沈黙が流れた

 

ピッピという機械音だけが鳴り響く

 

司は、意識はあるものの、まだはっきりとは言葉がでなかった

 

司「……」

 

司は見た夢の内容についても二人に話したかったが、本当に何も動けない

 

類「司どうした?無理に動かなくていいよ」

 

総二郎「おう、てか疲れるといけないから俺たちはもう行くわ、また顔見に来る、ゆっくり休んで早くよくなれよ」

 

類「それじゃあね、司」

 

こうして病室を後にした二人

 

司は自分の言いたいことがうまく伝わらず、心の中で叫ぶことしかできなかった

 

つくしとあきらはそのころ、皮膚科で丁寧に手当てされていた

 

つくし「ありがとうございます」

 

医師「これは火傷も治るやつなので…本当はもっと早く診せにきてもらえてたらよかったんだけど」

 

あきら「…」

 

すると、皮膚科の看護師がざわざわと色めきだった

 

総二郎「よっ」

 

類「もう終わった?」

 

色めきだった理由は簡単、総二郎と類が来たからだ

 

つくし「うん、ほらもうこのとおり!!」

 

まるで遠山の金さんのように、あきらから借りた上着を脱ぎつくしは肩を見せる

 

類「…」

 

つくしから聞いた翼が来た日からもうずいぶん日がたっている、それなのにまだこれだけの傷痕が残っていることに、更に類と総二郎、そしてあきらの怒りが加速した

 

類「牧野、司寝ちゃったから、今日はあきらの家にもっかい戻ってゆっくり休みなよ」

 

あきら「!ああ、それがいいな、そうしよう」

 

総二郎「つうか牧野はしばらくあきらの家にいさせたほうがいいかもな」

 

つくし「へ?だめだよ、まだあたし、は、花嫁修業してるから…」

 

あきら「司もこんな状態なんだし、婚約者の病院にいっちばん近い俺の家に居た方がいいと思うけど?婚約者を支えるのも立派な花嫁修行だろ」

 

つくし「でも…」

 

総二郎「司の母ちゃんには俺から言っとくから」

 

類「牧野、そうしなよ」

 

つくし「う、うん…いいのかな?それじゃあ、美作さん、よろしくお願いします」

 

つくしはそう言うとあきらに向かって深々と頭を下げた

 

急に思いついて決めたことだが、流れるように話は決まった

 

3人は、翼がいつでも入ってこれる道明寺家につくしを置いとくのは危険だと判断したのだ

 

そしてあきらの家は足を洗ったとはいえ、それまでものすごく黒い事をやってる家系だった

 

だからこそ、記者は入ってはこれないし撮影禁止、あきらの家との関係を絶対切る事ができない西園寺グループはあきらの家に迷惑をかけることはできない

 

その事を知ってるからこそのあきらの家の滞在だった

 

類と総二郎は急かすようにあきらとつくしを車に乗せ見送った

 

車がすっかり見えなくなったとき、真顔になった総二郎が類へ

 

総二郎「類、わかってるよな?」

 

類「うん。俺も総二郎と同じこと考えてる」

 

総二郎「ああ、行くぞ」

 

類「…オッケー」

 

2人は通行人が驚くほど怖い顔をしていた

 

もちろんこの二人が行く場所とは、翼のところだ

 


 

読んでくださってありがとうございます!

 

誤字脱字があったら申し訳ありません…

 

前の文章も読める時に呼んで加筆修正して行こうと思います

 

拍手とメッセージもいつもありがとうございます!

 

3連休も終わりです、明日からまた頑張りましょうね(*´ω`)

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