とうとうパーティー当日がやってきた

 

つくしは朝から西田が訪ねてきて、早々と準備に入る

 

エステにお風呂、髪のセット、化粧に爪のお手入れ

 

西田は入念な準備をつくしに施してくれた

 

つくし「…ふふ」

 

西田「いかがなさいましたか」

 

つくし「ううん、懐かしいなって思って」

 

西田「??」

 

つくし「昔、突然道明寺に連れられて、エステされて髪の毛セットされたりしたなあって思い出したの」

 

西田「ああ、あの時のことでしたか、覚えております。前日に司ぼっちゃんが帰宅した後すぐに色んな手配を任せられたので」

 

つくし「西田さんが準備してくれたんですか?」

 

西田「わたくし…というよりはまあ、司ぼっちゃんからお店の指定も入ったので、準備のお手伝いという感じでした」

 

つくし「あれ…なんでいきなりあんなことしたんだろうね、いまだに意味がわかんないんだよね」

 

つくしの言葉に西田の表情が自然と和らいだ

 

西田「わからないからこそ、司ぼっちゃんは牧野様のことを…いえ、なんでもありません。…司ぼっちゃんは突然不思議なことをする人ですから」

 

つくし「わからないからこそ??まあいっか、うんわかる、突然変なことするよね!巻き込まれる方の身にもなってほしいよ!」

 

西田「はははっ…さて、お支度が整いました…素晴らしく素敵なご令嬢がいらっしゃいますよ、鏡を見て出会ってみてください」

 

つくし「そんな大げさな…」

 

西田に促されるままつくしは全身が写る鏡がある部屋へと向かった

 

つくし「……うわ…あたしじゃないみたい…」

 

鏡の中に写った人は白色のドレス姿、裾はレースでふわっとしていて、少し動いただけでスカートがふんわりと揺れていた

 

西田「さすが西門様達ですね、最近は白が大人気なんですよ」

 

つくし「そ、そうなんですか?実は…結婚式で綺麗な白いウェディングドレスを着たから…あれ一度きりでもう着ないと思ってたんだけど…ど、道明寺も一緒にいる感じになるな~~ってちょっと思って…白にしてもらったんです」

 

西田「牧野様のお見立てでしたか、いえ、素晴らしいと思いますよ、先ほど言った通り、白は今セレブたちの間で人気ですし、なおかつ司ぼっちゃんとの思い出の色…本当に、素晴らしいです」

 

つくし「な、なんか恥ずかしいんですけど…」

 

西田「あの結婚式の時より、髪の毛も伸びていますから、イメージもガラッと変わりますね、牧野様は化ける方だと思っておりました」

 

つくし「ば、化けるってそんな…あたし化け猫みたいじゃないですか」

 

西田「いやいや、化け猫というわけじゃないですが、本当に……この御姿はわたくし、誇らしいです」

 

つくし「あ…ありがとうございます」

 

つくしが頭を下げた時、ふわっとドレスも一緒に揺れた

 

西田「‥‥」

 

つくし「ど、どうしたんですか?」

 

西田「……早く、司ぼっちゃんと……本当の、結婚をしてくれる未来を…願っております」

 

西田はそういうと胸に手をあて頭を下げた

 

つくし「……結婚式あげたのに、なかなか入籍できてないもんね…あたしも早く…」

 

プルルルル

 

つくしの言葉を遮るようにつくしの携帯が鳴った

 

つくし「ご、ごめんなさい、あの…」

 

西田「わたくしは外で待っております」

 

西田はニコッと笑って部屋のドアの前に移動し待機している

 

つくしは鳴り響く着信にやっと答えた

 

つくし「も、もしもし」

 

司「お前早くでろよ!!!」

 

つくし「ど、道明寺どうしたの?」

 

司「どうしたもこうしたもねえよ!いつまで待たせるんだよ、準備できたのか?」

 

つくし「‥……え?」

 

司「え?じゃねえよ、間抜けな声だしてんじゃねえよ、俺も一緒に行くに決まってんだろ」

 

つくし「いやいやいや、ちょっと待って?!だって道明寺、まだ包帯も取れてないし、傷口も塞がったばっかだし…」

 

つくしがそう返している時、部屋の扉がいきおいよく開いた

 

つくし「ど、道明寺…!!!」

 

部屋に飛び込んできたのは、タキシード姿の司だ

 

でも、首元からはやはり包帯の一部分が見えていた

 

つくし「む、無茶だよ…帰りなよ」

 

司は止めるつくしの言葉に耳を貸さずにニッと口の端をあげて笑う

 

司「……さすが道明寺司の嫁になる女だな…最高だ」

 

つくし「…へ?」

 

司「嫁が戦地に行こうってのにベットで寝てる馬鹿な夫がいるかよ!俺も行くに決まってんだろ、ぐだぐだつまんねえこと言ってねえで行くぞ」

 

つくし「……ちょ、ちょっとまってよ!!」

 

こうして司は強引につくしとパーティーに向かって行くのだった

 


 

読んでくださってありがとうございます!!

 

 

 

 

 

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