司とつくしは音を聞き慌てだす

 

それはそうだ、船の出発音なのだから

 

船に車ごと乗せられたつくしと司は運転手に伝えすぐに車から外に出た

 

外といっても、船の中の駐車場なのだが、そこからある部屋へ案内され、今後の行き先の説明がされた

 

司「…船でしか行けない場所の会場ってわけか」

 

つくし「…さすがに普通の記者はおってこれないけど…」

 

もし何かあった時に逃げるのは絶望的な場所にあると知り司とつくしは青ざめた

 

ほどなくして、船は目的地へと到着する

 

もちろん、司とつくしのGPSを使って居場所を確認していた西門達も、船に乗った司達の位置情報に驚いていた

 

西門「まじかよ」

 

あきら「翼らしいっつーか」

 

類「……」

 

類は地図を見ながらある事に気づく

 

類「ねえ、ここから一番近いのって翼の別荘じゃない?」

 

西門「あ」

 

あきら「なるほど、可能性は高いな」

 

西門「つかそこしかねえだろ」

 

あきら「でもここって車で行けたよな?」

 

類「いや、ここからが立ち入り禁止区域になってる、だから今は船でしか行けない」

 

西門「詳しいな類」

 

類「たまにこっち方面にドライブに来るから」

 

西門「…お前免許とってからふらっとどっか行くよな」

 

あきら「類が一番免許とっちゃいけない人物だと俺は思ってた」

 

西門「いつかどこかで行方をくらましそうなんだよお前は」

 

類「まさか」

 

ふっと類が微笑んだ

 

それにつられて総二郎も笑う

 

西門「しかしよく別荘覚えてたな」

 

類「一度総二郎とあきらと俺が招かれた場所じゃん」

 

あきら「……あ~~~!!小さい頃か!!」

 

西門「あれあのあと司が拗ねて大変だったんだよな」

 

類「司…熱出したからね」

 

あきら「小さなころしょっちゅう熱出してたよな、司」

 

三人はそんな昔話をしつつ、ここに目的地を定めて自分たちも向かう事に決めた

 

だが5人がこんなことを考えているのは翼には予想の範疇だったのだ

 

翼「たぶん、あいつらは俺の別荘に来る」

 

輝「……」

 

バサッと翼が何かを机に投げた

 

輝「…翼、本当にあの女に求婚するのか」

 

翼「……」

 

翼は輝の問いに答えようとしない

 

輝「おい、翼!もうあんな女に執着すんのやめろよ」

 

翼「……輝にはわかんねんだよ」

 

輝「…?!なにがだよ」

 

翼「…まっ、司が病室から出たって情報も入ったし、司も一緒だろ、輝、さすがにもう司に殴りかかろうとするなよ」

 

輝「……」

 

翼は輝の肩をすれ違いざまにポンと叩いた

 

翼「今度こそ、うまくやる」

 

輝「…翼」

 

翼はその一言を残すと、部屋から出ていってしまった

 

その部屋は調度品はアンティークで素晴らしく部屋の掃除もしてあったが、だいぶ古ぼけていてまるで過去の時代からタイムスリップしてきたかのような部屋だった

 

輝はその部屋の中に飾ってあるある写真立てを持ち大きなため息をつく

 

輝「……いい加減、呪いを解いてくれ」

 

輝はそうつぶやいたあと、サッと写真立ての埃をぬぐい先ほどとは違う場所へと写真立てを戻すのだった


 

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