なずなを探すことに決めた5人は、各自得意な分野で情報収集をはじめた

 

警察など、おおごとにできないのは知っていたので秘密裏に動いた

 

あきらは、家がそもそも裏稼業だったので、その筋の方を聞きまわる

 

西門は東京以外の街にいる分家や街にいる女から情報を探り

 

司は意外にも道明寺の力は使わずに、当時翼やなずなが良く行ったと言うデートスポットを調べだし、そこを自分でみてまわっていた

 

つくしはというと、修行が忙しい上に外にでただけで記者に激写されてしまうため、一人悶々と部屋ですごしていた

 

その悶々のせいで修行をするのに力が入り、生け花の花を折り、お茶では茶器を割ってしまったり散々な日々が続いている

 

類は…自分の部屋にいた

 

部屋にいて、思い出していた

 

輝「あの子は強い、でももしあの子もなずなのようになって万が一翼の母親のようになる可能性もある。そうなったらきっと救えるのはお前だけだと俺は思うよ」

 

そう類にだけ言ってきた輝の言葉と表情を、何度も何度も窓の外を見ながら繰り返し思い出していた

 

まるで何かの手がかりを探すように、あの日の輝の言葉をずっと思い出していたのだった

 

 

だがなずなの行方についてなんの手がかりもつかないまま、数日がすぎてしまったが、なずなの生まれ育ちだけは手がかりを掴んだ

 

なずなという女性は寒い地域の生まれで、両親は離婚していた。母親はなずなを自分の親に預けたまま消息不明、父親は他の女と再婚し没交渉だ。そしてなずなを育てた祖母は英語教師をしていた。なずなにも英語を教え、外国の話をしょっちゅうなずなに話していたようだったがなずなが成長するとともに、祖母との仲は悪かったようだ、だが外国の話を聞き、おそらくそこからの憧れでなずなは海外で生活していたのだろうということがわかった

 

つくし「………もしかしたら、なずなさん海外かもね?」

 

西門「ありえる」

 

類「……」

 

司「いや、俺のカンでは日本だ」

 

西門「なんだよそのカンは」

 

あきら「海外のほうが可能性高いだろ」

 

司「いいや、日本だ」

 

西門「どっからくるんだよその自信」

 

つくし「……でもなんで子供捨ててまで出ていったんだろ」

 

つくしのとんちんかんな疑問に西門やあきらはずっこけた

 

あきら「いや、さんざん理由は言っただろ」

 

西門「お前もう忘れたのかよ」

 

つくし「いやいやごめんごめん、うん、聞いてたよ?西園寺家の重圧にたえれなかったって…でもあたし、考えれば考えれるほどほんとにそうだったのかなぁって…」

 

つくしの言葉に呆れたような声で西門が返す

 

西門「いや、そうなんだって言ってたじゃん輝が」

 

つくし「どうしてもそうだと思えないんだよね」

 

あきら「おいおい、司に続いて牧野までカンでもの言ってるよ…」

 

西門とあきらは呆れたような顔つきだったが、そこで類はあることに気づいた

 

類「そういえば、出ていくときにおいてった手紙の内容、輝から聞いてないよね」

 

西門「そういえば…」

 

あきら「確かに、なんて書いてたか気になるよな」

 

司「…よし」

 

三人の言葉にまた司が立ち上がる

 

西門は座ったまま、やれやれと言った感じに司に問いかけた

 

西門「おい、今度は何を思いついたんだよ」

 

司「手紙読みに行くぞ」

 

あきら「いや、無理だろ、むしろ人の手紙読むの犯罪だろ」

 

司「いいから、翼のとこ行くぞ、つかあそこだあそこ、別荘行くぞ」

 

西門「落ち着け?まあ、待てよ」

 

司「よし行くぞ!おい、牧野も行くよな!」

 

つくし「うん、行く!!」

 

西門「まじかよ…これとんでもない夫婦ができあがったんじゃねえか?」

 

あきら「この二人、誰にも止められねえだろ」

 

類「……ごめん、俺後から言ってもいい?」

 

西門「どうした類、用事か?」

 

類「うん、ちょっと」

 

あきら「そっか、じゃあ後から来いよ。俺らはあの夫婦の監視もかねてついてくわ」

 

司「よーーーし!待ってろよ!翼!!」

 

つくし「ちょっと廊下で大きな声出さないでよ!」

 

司「別にいいだろ、ここあきらの家だし」

 

つくし「一応、礼儀というかマナーというか…」

 

司「あ?あきらの家なんて俺の家みてえなもんだからいいんだよ」

 

つくし「でも…」

 

勢いよく飛び出していったつくしと司の会話が部屋まで聞こえ、まだ部屋からでていなかった三人がくすっと笑った

 

西門「じゃあまあ、行くわ」

 

あきら「あとで連絡いれるな」

 

類「うん、それじゃあまたあとで」

 

そして西門とあきらと司とつくしは、また翼の別荘へと向かうのだった

 


 

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