翼「あはは、そんなわけねえだろ、道明寺財閥だぞ?道明寺当主が行ってる事業とは少し違うものに手を出して成功させた。世界中にあるメープルホテルの経営者だ。政界にも顔がきく女だぞ?もともとその跡取り候補として司の嫁がなる予定だったから良い所の教育された令嬢とお見合いって話だったんじゃねえか?それがお前みたいなのを司が連れてきたから、楓さんは相当ガックリきたと思うよ」

 

司「あの女そんなすげえやつじゃねえよ、ただのクソババアだよ」

 

翼「いや、楓さんは相当凄いよ」

 

あきら「確かにな、司の母ちゃんは最初は牧野と別れさせようと必死だったよ」

 

翼「そりゃあ必死にもなるだろ。どこの馬の骨ともわからん借金持ちの父親の娘なんて最悪だわ」

 

つくし「どうして借金のことを…」

 

翼「そりゃあ調べるに決まってるだろ、何年もあってないとはいえ、司の事は弟のように大事だったんだ」

 

あきら「まあねえ、最初は俺らも牧野のことは信用できなかったしな」

 

司「…俺の女を見る目に間違いはねえよ」

 

翼「……そういうこといってんじゃねえよ」

 

あきら「ん~これはなあ、牧野が問題っていうより牧野を取り巻く環境が最悪だったからっつーか」

 

つくし「う、うちのお父さんは確かにダメなとこ多い人だけど‥でもすっごくすっごく優しいんだから…!!」

 

翼「…やさしさだけじゃあ飯は食えねえだろ」

 

つくし「うう…」

 

翼「しかも借金の原因が友達の保証人だっけ?馬鹿にもほどがある」

 

つくし「それは!!」

 

翼「しかもそのお金をなんとかしようと会社の金を横領して行った先がギャンブルだろ?馬鹿すぎだろ」

 

つくし「それは確かにそうだけど!!でもそこまで言わなくてもいいじゃない…お父さんはお父さんなりに頑張って…考えて…」

 

翼「考えた結果が娘に倒れるまで働かせる結果なのか?違うだろ。お前にとって良い父親だったとしても、世間からみたお前の父親はクズなんだよ」

 

つくし「……」

 

つくしは何とも言えない気持ちになった

 

どうしてそこまで言われなければならないのか、大事な父を馬鹿にされてすごく悔しい思いをした

 

父親は確かに馬鹿なとこはあるが、ものすごく優しくて、性格が良い人だ

 

その性格の良く人のいい父親をつくしは尊敬もしていた

 

世の中お金だけが大事なわけじゃない、そうは思っていても、つくしはこの時反論することができなかった

 

あきら「おいおい翼、さすがに言い過ぎだ。でも牧野の親偉いと思うよ、娘が玉の輿にのって金銭の要求してくるかと思ったら、そんなこともなく田舎にひっこんで細々と自分たちで生活してるようだし」

 

司「ああ、お義父さんが病気になったってのもあって、お金出そうと思ったのに、断りやがったからな」

 

翼「‥‥」

 

司「まあさすがにほっとけねえから、病院だけは用立てたけどよ」

 

つくし「そ、その節はありがとうございます」

 

司「いいんだよ、牧野の親は俺の親だ」

 

つくし「‥‥…」

 

司とつくしが見つめあい、翼はそんな二人を辛そうな表情でみているのだった

 


 

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