つくし「入れ替わり?」

 

西門「危険じゃないか?」

 

あきら「いや…でもいけるかもしれん」

 

司「まあ、俺は似てるとは思わねえが、お前らはそっくりだっつーなら、それを利用しない手はないだろ」

 

司はニヤッと笑いつつなずなとつくしを一日だけ入れ替えることを提案した

 

つくしはなずなの変わりに輝の家で使用人になる

 

滅多に人と接触しないようだし、仕事さえキチンとやればバレることはないだろうと言う計画だ

 

そのかわりなずなはその日、西門やあきらとともにるうちゃんを一目みに翼の家へと行くことになるようだ

 

西門は今回は普通に真正面から翼にアポを取り、堂々と正面から入るつもりだ、その時に側近として連れていく算段なようだ

 

類「それで、輝の家と取引もしてて今皆の中では一番輝と家同士付き合いがある俺が…」

 

司「おう、牧野とこの女の入れ替わりは類に任せた」

 

類は複雑そうな顔をしつつも、それを承諾した

 

司「今日みたく少しなら抜け出せる時間あるんだろ?」

 

なずな「……はい、近所までの買い出しは制限されてないので」

 

西門「そういや類、どうやってここまで連れてこれたんだ?」

 

類「さっきもいったけど、司の提案したようにうちのメイドを変わりに置いてきた。でもそっくりな使用人じゃないからバレるのも時間の問題だしたまたま輝が出張中だから騙せれた感じ」

 

あきら「なあ、それならべつに牧野じゃなくてもいんじゃね?今回みたく輝の出張を狙えばいいじゃん」

 

類「残念なことに、しばらく輝は出張なしみたいだよ」

 

西門「いっつも飛び回る癖に…珍しいな」

 

類「何かのイベントがここであるみたいで、それまでこっちでずっと仕事らしい」

 

あきら「イベント?」

 

類「まだ明かされてない、でも俺の家にはそういうイベントがあるという旨の知らせが秘密事項で入ってた」

 

なずな「…」

 

あきら「秘密もなにもあったもんじゃねえな」

 

西門「そういうなって、類も俺たちだから信用してんだろ」

 

司「まっ、グダグダ言ってても仕方ねえ、決行は今週末でいいか?」

 

西門「早くないか?」

 

あきら「まず翼に怪しまれずにアポを取んねえと」

 

司「こういうのはいきおいでやったほうがいいに決まってんだろ。俺達にできねえことはねえだろ」

 

西門「……司は言いだすと聞かないからな」

 

あきら「まあ、なんとなやってみますか」

 

こうしてこの日の話し合いは終わった

 

そして週末

 

西門はお茶のイベントを持ち出し、翼にアポを取った

 

翼の家は百貨店も手掛けている、翼が広告塔としてモデルにもなり、最近はファッション業界にも手を出し始めていた

 

そして近頃は着物モチーフで海外向けのデザイン開発をしたいといった話が翼の会社で持ち上がってるという情報を西門は掴んだからだ

 

西門「着物を知るなら、茶にも通じとけって言っといた」

 

あきら「翼なんて?」

 

西門「仕事の話って感じだけど、割と興味もってたし翼から可能ならばモデルもやってもらないかって言われた、もしかすると俺もその仕事と関わることになるかも」

 

あきら「それは…すげえな」

 

西門「確かにたなぼただったな。でもまあ、翼曰く元々俺に話し通そうと思ってたらしい」

 

あきら「……で、まずは茶会?」

 

西門「翼の会社がデザインした着物で茶会イベントやる」

 

あきら「へえ~」

 

西門「ただのファッションショーよりインパクトあるだろ?衣装合わせに翼の別荘を指定した」

 

あきら「怪しまれなかった?」

 

西門「少しだけな。けど、今はそのデザインを他に見せるわけにはいかねえから、翼の家で衣装合わせなら安心だろ?ってことで押し通した」

 

あきら「ひゅ~~策士だねえ」

 

なずな「あの…」

 

あきら「あ、どした?寒い?」

 

なずな「いえ…あの…ほんとにいいんでしょうか?あの…牧野さん、大丈夫でしょうか?」

 

あきら「ああ。牧野なら大丈夫だよ、それよりもそのメイク、落ちないように気をつけて」

 

西門「しかし、別人になるもんだな」

 

あきら「メイクは女性をかえるからね」

 

西門「整形の域だろ」

 

なずな「……」

 

今なずなと西門がいるのは船の中

 

既に別荘に向かっていたのだ

 

なずなは下手に顔を隠すよりは堂々としてた方がいいというあきらの提案により、派手目なメイクを施し、ぱっと見なずなとわからない容姿になっている

 

西門「じっくりみると面影あるな」

 

あきら「そんなじっくりと見ないでしょ、使用人の事」

 

西門「まあな」

 

なずな「…」

 

今日は朝からつくしと入れ替わったなずな

 

なずなは、一通りの仕事をつくしに伝え、つくしは掃除ならば大得意だからと嬉しそうにしていた

 

つくしと入れ替わることは難なく成功し、順調すぎるほどだった

 

なずな「……懐かしい」

 

なずなは、久しぶりの海や懐かしい景色に目を細める

 

こうして、入れ替わりがスタートしたのだった

 


 

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