輝「どうして君がいるのかな?」

 

つくし「…っ」

 

輝の睨むような目に身が竦むつくし

 

もうすっかりつくしが入れ替わっていることに気づいているようだった

 

輝「まあ…タイミング的にはちょうど良かったかな。あの女にももう用はないし」

 

つくし「?!!ちょっと、どういうこと?」

 

あの女とはなずなのことだ

 

輝の態度は今までとはガラッと違い、凄く冷たい目をしている

 

輝「どうもこうも、こういうことだよ」

 

輝がパチンと指を鳴らした瞬間、どこにいたのか輝の側近らしき黒服たちにつくしは腕をがっしりとつかまれてしまった

 

つくし「な、ななななななにすんのよ!!」

 

つくしが身をよじるがぜんぜん抜け出せない

 

足を蹴り上げても誰に届くこともなかった

 

輝はつくしを顎をつかみ、顔を近づけてこう言った

 

輝「さあ、復讐のはじまりだ」

 

つくし「…?!」

 

輝「あっはっはっはっは」

 

輝はそう言って高笑いをしながらつくしのそばから離れる

 

つくしは輝を追いかけようにも身動きがとれず、そのまま側近達に出入りができない牢獄のような部屋へと監禁されてしまうのだった

 

 

プルルルル

 

司「くっそ」

 

司はというと、道明寺の会社にかかってくるたくさんの電話や客に押しかけられていた

 

もちろん、色んな取引先の人たちも怒鳴り込んできている

 

翼の家が作る予定だったテーマパークの近くに建てるはずの道明寺家のホテルの計画がパーになったのだから当たり前だ

 

もういろんな業者が準備をはじめ、たくさんの人や金が動いていたのだ

 

司「…牧野、頼むから、逃げてろよ」

 

司は、もうつくしにかまう時間などなくなっていた

 

楓「……やってくれたわね」

 

楓も、輝のしでかしたことに頭を抱えていた

 

財閥同士、色んな契約や繋がりがあるのは当たり前

 

今回の事件は、信頼もあった、長年の付き合いだった九条家からの裏切りなのだ

 

そしてつくしを迎えに行った類にもその情報は入っていた

 

類「…」

 

いくら待ってもつくしは来ない、あろうことかなずなも来ない、西門とも連絡がつかず、どうしていいかわからない状態だ

 

類「‥‥」

 

類は、歩き出し、輝の屋敷の近くまで接近する

 

いつも以上に警備でかためられているが、九条家から何か指令がいってるのか記者は少ない数だった

 

類「何考えてんだよ、輝」

 

類がぼそっと本音を漏らす

 

輝は、屋敷の窓から外を眺め、類の存在すら気づいていた

 

輝「まあ、迎えに来てるとは思ってたけどね」

 

そうつぶやいたあと、輝は防犯カメラの映像がうつっているモニターを切る

 

輝「やっぱり動きがまだまだ…卒業したてのお子様なんだよなあ」

 

輝は馬鹿にしたように笑いながら、ふわふわな椅子に深く腰掛けた

 

輝「……幼馴染の西園寺翼、道明寺司、西門総二郎、美作あきら、花沢類…か」

 

輝は小さなころのみんなの顔を思い出す

 

輝「全員馬鹿に育ってくれたおかげで、難なく計画は進んだな、TОPは一人だけでいいんだよ」

 

輝はそう言って立ち上がり、近くに生けられている花を握りつぶすのだった

 


 

今日も読んでくださってありがとうございました!

 

更新が遅くなり申し訳ありませんでした

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