翼の家にいた西門も、あきらにも家からの電話が鳴り響く

 

道明寺の家よりは被害が少ないが、西門もあきらの家も翼の家からの影響を受けていた

 

なずな「あ、あの」

 

あきら「…」

 

電話応対しつつ、あきらはジェスチャーでなずなに謝る

 

るう「どうしたの?」

 

るうもあきらの様子の変化にとまどいを隠せないようだった

 

そして、なずなのためにるうと接してたあきらだったが、状況が変わってしまった

 

あきら「…ごめん、状況がかわった、いそごう」

 

なずな「え」

 

るうを置いていくしかないあきらがその場から離れ西門の所へ向かおうとしたが、まだ小学生にもならないるうを一人で置いていくことに抵抗があるなずな

 

なずな「せめて…他の使用人に任せてから言ってもいいですか?」

 

あきら「じゃあ先に総二郎のとこ戻ってる、場所わかるよね?」

 

あきらの言葉になずなはコクンとうなづいた

 

なずなの反応を見てあきらはすぐに踵をひるがえし、西門のいる部屋へと走っていった

 

なずな「……産まれたばかりのあの子を置いてったのは私なのに…今更あの子を見て置いていけない…なんて思うなんて」

 

なずなは自分のスカートをぎゅっと掴む

 

るう「……」

 

るうは誰に言われたわけでもないのに、なずなのスカートをつかみ、いつのまにか近くに来ていた

 

なずな「……おうちの人…えっと、誰といつも一緒にいるの?」

 

なずなはしゃがんでるうの目線に合わせるうの両手を持って聞く

 

るう「……ママ?」

 

なずな「?!」

 

るうは一度も見たことがないなずなをなぜかママと呼んだ

 

なずな「……違うよ、ママじゃない…よ、おうちのひと、誰といるのかな?」

 

なずなは、ママだと言いそうになったが堪えて、落ち着いた声でまた先ほどの質問をした

 

るう「だれともいないよ」

 

るうは、少し悲しそうな表情になったが、そう答えてくれた

 

なずな「いつも一緒の人いないの?」

 

るう「かてーきょーしがくるときと、時々しよーにんがみにくる、しったーって人はくっついてくるからいっつもにげてるんだ!」

 

なずな「……」

 

なずなは、るうがさみしい思いをしていることにこの言葉だけでわかった

 

そして自分がるうを置いていって出ていってしまったことは、最悪な事だったんだと心から実感したのだった

 

 

西門「はぁ、あきらの家もか」

 

あきら「ああ、しかしなんで輝が…」

 

西門「……今頃世界のTOP達が大慌てだろ」

 

あきら「……九条家の反乱…ってやつか」

 

西門「そんな歴史のように言うなよ」

 

あきら「…あまりにも現実感がなくてさ」

 

西門「まあな、世界のTOP同士の均衡を崩しやがった」

 

あきら「……俺らの家も、対処しねえと一緒に崩れるぞ」

 

西門「すでにどっかの企業は潰れただろうよ、俺らも早く戻るぞ」

 

あきら「あ…なずなさん、どうする?」

 

西門「あ~…まさかここに置いとくわけにはいかねえよな、ってやばい、牧野となずなさん早く入れ替えねえと、あの輝の家に牧野置いとけねえぞ」

 

あきら「‼そうだよ、まずいよ、急ぐぞ」

 

西門とあきらはお互いに顔を見合わせ冷や汗をかき焦り始める

 

バタバタと走り、やっとなずなとつくしを元に戻そうと走り出すのだった

 


 

今日も読んでくださってありがとうございます!

 

 

 

 

 

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