総二郎達がなずなとつくしを入れ替えようとしたが、すでにもう遅すぎた

 

輝の家の扉はかたく閉ざされ、総二郎や司、F4はみんな報道陣に囲まれる

 

もっとも酷い被害を受けた翼の家には汚物を投げ入れられたりなど散々な目に合っていた

 

そんな悪夢のような日々が一週間すぎた、だがその期間だけで、日本の、いや世界のTОPとして九条家が君臨したのだ

 

司「……」

 

司は苛立ちながら革張りのソファに座っている

 

西門「牧野は?」

 

司「あ?」

 

美作「おい総二郎、連絡なんてつくわけねえだろ…」

 

西門「いや、わかってるけど牧野なら何かしらコンタクトとってきそうじゃん」

 

類「……」

 

司の部屋の窓の外を眺める類の表情すら険しいままだった

 

司「くっそ、輝のくそやろうが!」

 

司がバンっと目の前のテーブルを叩き、そのまま部屋の外へと出ていってしまった

 

美作「…」

 

西門「はあ…」

 

総二郎とあきらはやれやれと言った感じに目を見合わせため息をつく

 

美作「でもまあ、世間の手のひら返しってのはすごいもんだね」

 

西門「…こっちへの影響は片付いたけど、問題は翼のとこだよな」

 

美作「代々続いた西園寺家が崩壊の危機…ってやつか」

 

西門「毎日毎日、新聞や報道で見るけど、実際信じられねえよな。世界のTOPにたってた西園寺家の崩壊」

 

美作「明日は我が身…ってやつかもしれないけどな」

 

類「…」

 

類が窓際から総二郎とあきらのほうへやってくる

 

西門「どうした?類」

 

類「……問題は、輝がなんでそんなことをしたのかだよ」

 

類の言葉にあきらと顔を見合わせながら総二郎はこたえた

 

西門「…そりゃあ、幼馴染っつっても、敵だったってことだろ」

 

西門の言葉にあきらもうなづいてこたえた

 

美作「信じてた人に裏切られるなんて俺たちには日常茶飯事だっただろうが」

 

美作は何かを思い出したのか、少し悲しい表情を見せた

 

西門はその表情の意味を知っているのか、労わるようにあきらの肩をぽんっと叩く

 

類「…あの日から、まるで準備されてたかのように九条輝がTOPにたったよね」

 

西門は類の言葉にうなづく

 

西門「ああ、現代の王子様ってやつになったな、顔もいい、頭もいい、家柄もいい、金もある。翼は…前にメディアを通して司にひでえことしたから、嫌ってた人も多かったし、そんな翼に対し幼馴染としてしっかり罰を与えた素晴らしい男性…みたいな報道を毎日みるな」

 

美作「まあな、翼も事情あったけど、それで牧野や司に当たるのは間違ってたもんな」

 

類「でも、輝は牧野や司に対して酷い事しかたからこんなことしたわけじゃあ、ないよね?」

 

西門「‥‥…」

 

美作「でもまあ、俺らにゃもうどうにもできねえよ、でかすぎる金が動いたんだ、翼の方についてた企業も全部輝の家の方に流れてってる、翼の家の崩壊は目に見えてるよ」

 

西門「俺らみたいなのはどんだけ富と権力を築いてたとしても、一瞬でどうにかなる可能性があるってわけだからな」

 

類「……」

 

類はまたスクっと立ち上がり、窓の方へと向かった

 

その類の後姿を見て、西門は思い出したかのようにあきらに尋ねた

 

西門「ああ、そういやあきら、なずなさんは?お前の家にずっと預かってもらってるが…」

 

美作「ああ、連日食い入るように翼と輝の報道を見てるよ、一時期寝食すらできずにいたけど、今はだいぶ落ち着いた」

 

西門「じゃあ、あとはやっぱり牧野だけか…」

 

美作「輝に何度言っても、元気にしてる、使用人として入れ替わったんなら牧野つくしは俺の家で使用人をしてもらう。とか何言っても返さねえもんな」

 

西門「司切れて大変だったよな」

 

類「……輝は翼だけを狙ってるわけじゃないから牧野なんでしょ」

 

類の言葉に西門達が顔をあげた

 

西門「どういう意味だ?」

 

類「きっと輝が次に崩壊させたい家は、道明寺財閥だ」

 

類の言葉に西門と美作に緊張が走った

 

そして、類の言葉通り、輝の次のターゲットは司だったのだった

 


 

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