輝が更に知名度もあげていたころ

 

道明寺家への危機は迫っていた

 

道明寺司や楓に泣かされた元従業員からの告発も上がり、一気に道明寺財閥の株価も下がった

 

各国の取引先も道明寺家に対し渋い顔をしはじめてしまい楓も司も頭を抱える日々だ

 

そんなことになっているとも知らずにつくしは部屋のなかで何も知らずにいた

 

つくし「はあ~もうあれから一ヶ月たつよ・・・もういいんじゃない?」

 

類「はい、リンゴ」

 

つくし「あ、ありがと・・・っていうか花沢類もずっとここにいてもいいの?そりゃ夜には帰ってるけど毎日来てるじゃない?」

 

類「俺は司に頼まれてるから」

 

西門「そうそう」

 

つくし「西門さんや美作さんもほぼほぼ毎日通ってきてるじゃない、忙しいと思うのにさ~んっこのリンゴすっごい蜜がある!!」

 

西門「あきらは今日は仕事だけどな」

 

類「総二郎は翼とのイベント順調?」

 

つくし「え?西園寺家とイベント?」

 

西門「そっ、牧野が元気になったころにちょうどイベントがあるんだぞ~だから早く元気になれよ」

 

総二郎はそう言ってつくしにりんごをつっこんだ

 

つくし「げほっこんな食べきれないし!っていうかもう元気だし!」

 

西門「いやいや、あんな顔腫れてたんだし、まだまだ休まなきゃ」

 

つくし「え?だってもうほらすっかり治ってるよ?!」

 

つくしはそういうと鏡の前の自分を指さした

 

西門「心の傷を癒す時間も重要ってこと」

 

つくし「こ、こころ~~?!」

 

西門「そ、女の顔に傷なんて心にも傷ついて当たり前なんだから」

 

総二郎がそういってつくしの肩に優しく手を置いた

 

類「それに司もまだNYだしね、少しのんびりしても罰当たんないと思うよ?」

 

つくし「・・・う~ん」

 

腑に落ちない顔でつくしがうなっているとバタバタとした足音が近づいてきた

 

西門「・・・」

 

類「?」

 

総二郎と類が身構える

 

つくし「どうしたの?」

 

その足音はだんだんとつくしの部屋へと近づいてきて、バタンと扉をあけはなって入ってきた

 

つくし「に、西田さん、そんな焦ってどうしたの?」

 

西田「はあ、はあ、申し訳御座いません、時間が・・・」

 

西門「どうしたんだ?」

 

類「・・・」

 

西田が焦って入ってきた理由、それはここに楓がやってくるからだった

 

西田「時間がありません、準備してください」

 

つくし「へ?」

 

類「・・・牧野、ここはとりあえず西田さんにしたがおう」

 

西門「ああ、そのほうがよさそうだ」

 

西門と類はなんとなく察知した

 

道明寺家の屋敷中が緊張感に包まれ始めている

 

これは司の母親、楓が来る合図だと幼馴染の二人だからこそ察知できた

 

わけもわからないまま、西田の誘導に従ってつくしが移動しようとするが

 

つくし「ね、ねえ、なんか変だよ、この不自然な休みもそうだし、今こうして慌てて家出のような準備してるのも」

 

類「そう?」

 

西門「ま~道明寺家ならハプニングがあってもおかしくないでしょ?」

 

西田「・・・」

 

つくし「・・・」

 

つくしがここで疑ってしまったせいで一歩、タイミングがずれてしまった

 

西田「間に合いませんでしたか・・・」

 

つくし「?」

 

楓「・・・」

 

カツコツっという楓の靴音はもうすぐそばまで来ていた

 

西門「・・・」

 

類「・・・」

 

この二人は道明寺家が危機的状況だということも知っている

 

楓の青ざめた表情と冷たい瞳をみた総二郎と類はとうとう道明寺家も西園寺家のように崩壊するのかと困惑した表情をみせるのだった

 

 

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