和モダンの部屋の窓から、キラキラした光が入り込む

 

つくし「うわっ!もう朝だ!!!」

 

二人、色々と話しているだけですっかりと夜が明けてしまったのだ

 

類「牧野、朝食は和食にする?洋食にする?」

 

つくし「え?!選べるの?!ええっと……じゃあ和食で!!」

 

類「わかった」

 

そうして類が手配してる間、つくしは少し眠気がきたようで、類が寝ていたベットに少しだけ横たわる

 

つくし「緊張して話しっぱなしだったけど、最後の方はただただ楽しかったな」

 

ふかふかの布団から類の香りがふわっと香り、つくしはその香りにドキッとした

 

つくし「…………」

 

ドキッとはしたけれど、つくしはこの香りが好きだった

 

なぜか少し安心感も覚えるその香りを嗅いでいるうちにつくしはすっかり夢の世界へと旅立ってしまった

 

類「もうすぐ運んできてくれるって…あれ?」

 

類が寝室へと入ってくると、すっかりと寝息をたてているつくしを見つける

 

類「……」

 

類はつくしに近づき、つくしの髪の毛をサラッと撫でた

 

類「……!」

 

類は先ほど頼んだ朝食の時間を変更し、自身もつくしの隣へと寝そべった

 

類「よだれ垂らしてる」

 

つくし「……んん……」

 

すっかり寝こけているつくしの口からよだれまで垂れている

 

その姿を可愛いなと感じた類は優しい表情で笑った

 

類はそのままつくしの身体に抱き寄せるような形で手をまわし、類も隣で寝てしまうのだった

 

つくし「……あれ?」

 

つくしが目覚めると類の顔が隣にあり驚いて飛び起きる

 

類「ん?起きた?」

 

つくしの物音で類があくびをしながら起きたが、つくしはものすごく動揺していた

 

つくし「ななななななななんで?!」

 

類「ん?牧野、寝てたから。俺も隣で寝ちゃった」

 

つくし「え?!あ、そうなんだ………ってうそ?!もう夕方?!!!」

 

つくしは窓から差し込む光が夕日にかわっていることに気づき慌てて叫ぶ

 

類「ふあぁ~……それよりなによりお腹すかない?何か食べようよ」

 

類がそう言ったとき、つくしの腹の虫が大きな音をだした

 

ぐうううううう

 

つくし「あっ……」

 

あまりに大きなその音に、つくしは恥ずかしくて顔がみるみる赤くなる

 

類「あはは、すぐに頼むね、和食でいいかな?」

 

つくし「!!あ、ありがとう、和食がいいです」

 

類は笑って寝室をあとにした

 

つくし「・・・・・どこかに鏡…あっあった!!」

 

つくしは慌てて部屋の中の鏡を探す

 

つくし「うわ!髪の毛ぼっさぼさ……それにこれ……よだれのあと………」

 

さきほどまで真っ赤だったつくしの顔が今度はみるみると青ざめていった

 

つくし「はっ恥ずかしい!!!」

 

つくしは慌てて洗面所へと向かい身だしなみを整える

 

つくし「っていうか浴衣が…」

 

今度は洗面所の鏡で全身がうつる、その時につくしは自分の胸元に目が行った

 

浴衣で寝ていたつくしはちゃんと浴衣が着れていなかったようで、ものすごくはだけていたのだった

 

つくし「ううううう」

 

恥ずかしさでいっぱいいっぱいになりながら慌てて浴衣を気直すつくし

 

つくし「………花沢類…見たかな?見えたかな……」

 

浴衣の下はブラとパンツだけだったつくし、さっき類に見られたのではないかと自分の顔をおさえて恥ずかしさでつぶれそうになってしまう

 

類「まーきの!もう運んできてくれたよ?食べれそう?」

 

つくし「い、いまいく!!」

 

つくしは急いで身なりを整え、顔を洗い、ふわふわのタオルで顔をふき、改めて自分の顔を確認した

 

つくし「うん、大丈夫」

 

つくしは乱れている所がないかくるっとまわってもう確認し、花沢類の元へと向かった

 

温泉に来て二日目

 

実は連日泊まることになるのはまだ知る由もない

 

二日目の宿泊では、いつもと違う花沢類が見れることになるのを、この時のつくしはまだ知らない

 

 


 

 

本日から星の観覧車、道明寺楓のお話を一日ごと交互に更新していきます

 

仕事が忙しい時期にはいってしまうため、申し訳ないですが、一日更新に変更になります

 

ですが、体調不良にならない限り更新は毎日続けていきますので、温かい目で見守ってくださると嬉しいです

 

もう12月も半分となりました

 

みなさまの残りの2017年も、良い日が続きますように

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました(*^▽^*)

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