総二郎とつくしがこんなことになってしまっているなんて思いもよらず、司はNYで荒れていた

 

司「うおおおおおおお」

 

時々、部屋で叫び声をあげてしまう司

 

西田「ぼっちゃん・・・」

 

実は司は、NYに来た早々に道明寺家で行われたパーティのある事件が原因でこうなってしまっていたのだ

 

パーティー会場にて

 

客「道明寺の会長は素晴らしい!!尊敬している!司様もそう思いますよね?」

 

司「あの、ばば・・・ああ、いや我らが【会長サマ】のやり方は前から気に入らないんだよ」

 

この発言をマスコミは次期経営者の発言として良く思わず先行き不安の道明寺家次期当主として大々的に報道されてしまった

 

そのせいで、道明寺家の株は大暴落。

 

道明寺家グループは苦境にたたされ、大規模なリストラを行うしかならなくなった

 

そのリストラされた中に、司が親しくしていた日系人も含まれていた

 

その日系人は、リストラ後に生活困難になってしまう。その生活にたまらず道明寺家会長を訪ね、再就職を願ったが会長もそれに答えれずに断ってしまった

 

そのことで日系人は絶望して、司の目の前で屋上から飛び降りをしてしまった

 

それから司は変わった。TOPにたつということはグループにいる何百万という人の生活、命に対する責任を負っていると

 

TOPになるためには、つくしへの想いも断ち切らねばならないと、司は思ってしまった

 

何百万人のTOP、経営者になるべく、自分の個人的な感情を封印しようと苦しんでいたのだった

 

司がつくしへの想いを断ち切るには、つくしの声を聞かないのが一番だった

 

なぜなら、つくしの声を聞くと、愛しさがこみあげてしまうから

 

だから司はつくしとの連絡を断った、それでもなおつくしが連絡をしてくるので、たまらず携帯を投げてしまった

 

その時投げた衝撃で、通話状態になってしまったのに気づかずに、つくしが電話越しに聞いたあのセリフ【なんでまだかけてくんだよ、いい加減諦めろ、庶民の女が…】とつぶやいてしまったのだ

 

司は本当に庶民の女と悪態ついてるわけではない、だがそのセリフは、つくしにとっては別れの言葉そのものだった

 

この司のセリフで落ち込んだつくしを癒し抱きしめてくれたのが、たまたまその場に居合わせた総二郎だった

 

その場に居合わせてしまうというのは、きっと運命で、つくしと総二郎の一期一会の日だったのかもしれない

 

司の状況などわかるわけもないつくしは、司とのこの電話で落ち込んだ

 

そして落ち込んでいる時に偶然会った総二郎の優しさに、とても救われたのだと後に知ることになる

 

だが今の状況は、つくしにとって心臓に優しいものではなかった

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

総二郎「・・・もっとききたくなっちゃった。牧野、ごめん」

 

つくし「・・・え?」

 

この言葉を話し終わる前に、総二郎はつくしをきつく抱きしめてきた

 

つくし「にしかど…さん?」

 

枕に顔をうずめていたつくしが顔をあげ西門のほうを向いた

 

総二郎「つくし・・・」

 

突然の名前呼びに、つくしの身体がびくっと反応する

 

つくし「んんっ・・・」

 

そしてそのまま総二郎はつくしの名前を呼びながら、つくしの唇にキスをした

 

つくし「西門さん…あの…」

 

総二郎の責めに、しどろもどろになってしまうつくし

 

先ほどの総二郎の表情とは全然違う

 

つくし「…黒豹みたい」

 

つくしはそうつぶやいてしまい、慌てて口を手で隠す

 

黒髪からのぞく総二郎の瞳は獣のようなするどい瞳だった

 

その瞳に対して思わず黒豹みたいだとつくしはつぶやいてしまったのだ

 

総二郎「怖い?」

 

つくし「っ・・・」

 

総二郎に見つめられながらそう聞かれ、つくしは一瞬言葉がでなかったが

 

つくし「怖いような…綺麗なような…」

 

総二郎の言葉の返事になっていないような事を困ったような表情で口走りながら、身をよじらせ逃げようとしていた

 

総二郎「だ~め。つくし、俺から逃げないで…いや、逃がさないよ」

 

つくし「っ・・!!」

 

総二郎が先ほどと同じようにまたきつく抱きしめてくる

 

そして少し身体を離したかと思うと、また全身のいたるところにキスをしてきた

 

つくし「ひゃっ!」

 

でも今度は洋服越しではなく、直につくしの肌に唇を触れさせてきた

 

つくし「あれ・・?あれ、シーツは??!」

 

いつのまにかつくしにかけられていたシーツもなくなっている

 

この総二郎の手際の良さはさすがとしかいいようがない

 

総二郎「つくし、可愛い」

 

つくし「…!」

 

総二郎の甘い低い声で耳元で可愛いと言われ、つくしはもういっぱいいっぱいになってしまった

 

つくし「あの…西門さん…どこまで、というか何を」

 

つくしはそういいながら総二郎の身体を抑えようとするが、その手には全然力が入っていなかった

 

総二郎「なにこれ、抵抗してるの?こんなんじゃ、もっとしてくださいって言ってるようにしか聞こえないんだけど?」

 

つくし「そんなこと言ってないぃぃぃ」

 

だがつくしは、実は少しだけ、もっと触ってほしいという感情ももってしまっていた

 

つくしの心の声

(なにこれ、なにこの感情…私は道明寺だけだと思ってたのに、西門さんの気持ちを利用するようなこんな気持ち…でも…西門さんに触れられたところが、嫌じゃない、気持ち悪くもない、むしろ触れた先が…)

 

つくしの頭の中はもういろんな感情でぐるぐると回っている、そして西門に触られることを嫌に感じていない自分の感情に気づいてしまった

 

そのことに気づいたつくしは、顔も全身も真っ赤で頭から湯気でもでてきそうなぐらいだった

 

総二郎「つくし」

 

つくし「んんっ」

 

名前を呼ばれ、また唇にキスをされる

 

総二郎「…参ったな。どこかで拒絶されるだろうって思ってたのに。もう止まれそうにない」

 

つくし「…!!」

 

総二郎のその言葉に驚き逃げ出そうと思ったが、つくしの身体が動こうとしなかった

 

つくし「あの…」

 

総二郎「…逃げないんだ?」

 

つくし「えっと・・・」

 

総二郎「…つくし」

 

つくし「・・・・・西門さん」

 

そして二人はまたゆっくりと唇を重ね合わせた、今度はつくしからもその総二郎からのキスにこたえるようなキスだった

 

☆☆☆☆

 

続く

 

 

 

更新時間がいつもより遅れてしまいました…申し訳ありません
少し風邪気味なので、更新時間が守れなくなる時があります
ご容赦ください。よろしくお願いいたします

 

また今回のお話は花より男子のドラマ版の設定をお借りした形になります。
ですがこのお話はそこからの妄想話になりますので、ご理解いただければ幸いです

 

そして、次回の一期一会と花雫は、R指定になってしまいます
Rが苦手な方は、閲覧しないようにしてください
短編のつもりが、少し長めになってしまいました
もうすぐ終わりますので、お付き合いくださると嬉しいです

 

今日も読んでくださってありがとうございました^^

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