つくし「あれ?何かいい匂いがする」

ついさっきまで泣いていたつくしが鼻をくんくんとさせながら、そう総二郎に聞いてきた

総二郎「牧野は本当に、色気がないな」

つくし「なによ~だってすごいいい匂いなんだもん」

総二郎は展望台の近くにある団子屋につくしを連れて行く

つくし「何このお団子!おいしそう!」

総二郎「ほら、食べなよ」

総二郎がつくしに買ってあげた

つくし「あ、お金」

総二郎「この程度、男に奢らせてよ」

総二郎はそう言って笑った

つくしは笑顔でお礼を言う

つくし「ありがとう!西門さん、今度私にも何かお礼させてね」

つくしはそう言って嬉しそうにお団子を食べ始めた

つくし「ん~~~~おいしい!!!炭火焼きのお団子なんてはじめて!!」

総二郎「牧野は本当にうまそうに食べるよな」

つくし「えへへ~お腹がすいちゃうと、泣いちゃうよね」

総二郎「お前、そんなことで泣いたのかよ」

つくし「そうです~その涙です~」

総二郎はそんなつくしの頭をくしゃくしゃっと撫でた

つくしは笑いながらお団子を食べ終わる

つくし「ごちそうさまでした!ねえ、西門さん、このまま夜景もみていかない?もうすぐ日暮れだし・・・」

総二郎「それもそうだな、もしケーブルカーがなくなっても30分程度で下山できる山だし」

つくしと総二郎はこのまま展望台で夜景をみることにした

二人は辺りを散策した後、また展望台へと戻る

総二郎「夕日が沈む瞬間、俺好きなんだよね」

まぶしい夕日に目を細めながら、西門がそうつぶやいた

つくし「うん、わかる。この世のものとは思えないよね」

つくしも笑ってそれに同意した

少しずつ、夕日が沈み、夜の静寂が訪れた

つくし「・・・・夜になっちゃった」

総二郎「・・・・もう冬になるせいか、夜になるの早いな」

つくし「夜の街、綺麗だね」

総二郎「少しずつ電気がついていって・・・こういうのいいよな」

つくし「うん・・・」

二人は黙って東京の街を眺めていた

つくし「くしゅん」

総二郎「寒いか?そろそろ戻るか」

つくし「う、うんありがとう」

総二郎「・・・意外と時間たってたんだな、下山で少し歩くけど大丈夫か?」

つくし「だいじょうぶ!!むしろ普段車移動の西門さんのほうが心配だよ~」

総二郎「いったな~?結構体力あるんだからな」

総二郎とつくしは笑いながら下山を開始した

総二郎「ちょっと暗いな。。。懐中電灯つけるか」

つくし「懐中電灯なんてもってたの?!」

総二郎「スマホのだよ」

つくし「あ、そっか、いろんな機能あるんだもんね」

総二郎「牧野はまだ使いこなせないんだっけ?スマホ」

つくし「・・・・ちょっと機械苦手なだけだよ」

総二郎「牧野らしいっちゃ牧野らしいよな」

つくし「壊しちゃいそうで触れないんだもん・・・もしも壊しちゃったら数万!!飛んじゃうのよ!!」

総二郎「おまえはほんとに・・・」

つくし「なによ」

総二郎「いや、なんでもない、ここは少し明るいな、そうだ動画とって俺が司に送ってやるよ。牧野が会えなくてピーピー泣いてたぞって」

つくし「え?やめてよ!!」

総二郎「うそうそ、ほらとってるよ~~」

つくし「もう~西門さんの意地悪」

総二郎「ははっごめんごめん。もうすぐつくね、家まで送るよ」

つくし「ありがと・・・きゃっ」

総二郎「あぶなっ!!!」

総二郎のほうを見て後ろ歩きをしてたつくしが石につまづいて転んだ

総二郎はすぐにつくしのことを庇う

つくし「西門さん!大丈夫?」

総二郎「痛い」

つくし「え?!!」

総二郎「嘘だよ。牧野は?大丈夫?」

つくし「だ、大丈夫。ごめんね西門さん」

総二郎「そこはありがとう西門さん!だろ?」

つくし「・・・ありがとう西門さん」

つくしが真面目にお礼をした、その声と表情にまた西門の心臓が軋む

二人は西門のバイクに乗り、つくしの家へと向かった

バイクに乗ってる途中、つくしが何度もくしゃみをする

総二郎「風邪ひかせちゃったかな・・・」

総二郎は信号で止まった時、総二郎を抱きしめてるつくしの手を触ってみた

総二郎「ん?お前これ・・・怪我してるじゃん」

つくし「え?なに?聞こえない~」

総二郎はつくしの手首の傷に気づいた、総二郎はつくしの家に向かうのを急遽変更することにした

つくし「にしかどさ~~ん?どこ行くの?」

総二郎「牧野どうせ家に誰もいないんだろ??風邪もひいたっぽいし俺が世話してやるよ」

つくし「えええ??そんないいよ~~!!」

総二郎「遠慮すんなって!怪我もしてるし、これ結構熱もでてきてるだろ」

総二郎はそのままバイクをある倶楽部へと走らせた

そこは会員制の高級倶楽部、宿泊施設も備わった選ばれた人たちしか入れないホテルだった

☆☆☆

続く

ランキング参加中です!応援お願いします!

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

一期一会と花雫 一覧

シリーズ一覧

最新記事

シリーズ

ブログ村