司はどうしてつくしのことだけを忘れたのか

 

理由をしばらく考えていた滋がある事に気づいた

 

滋「ん?てかつくし、そのネックレス」

 

つくし「あっこれ…」

 

滋が気になったネックレスはもちろん類がプレゼントしてくれた奴だ

 

つくし「普段つけるの勿体ないなって思うんだけど、つけてると安心して…」

 

滋「好きな人からもらったやつならそうなるよね~わかる!!でもそれブルーの100周年記念限定ネックレスだよ。めちゃくちゃ手に入るのが困難なやつ…」

 

つくし「え」

 

つくしは驚きすぎて身体が固まる

 

滋「へ~~~あの何にも考えてなさそうな彼がつくしのためにこれを…」

 

にやにやしながらいじる滋を横目につくしの心境はそれどころではない

 

つくし「も、もしかしなくても数万とかする…?」

 

滋「へ?」

 

つくしがおそりおそるそんなことを聞いてくるので滋は鳩が豆鉄砲を食らったような顔になった

 

滋「値段なんて知りたいの?んーでも私が勝手に教えちゃっていいのかな」

 

つくし「教えてください」

 

滋はつくしに懇願されてこそっと値段を耳打ちした

 

つくし「?!!!さ、さん…え?」

 

滋「確かそのくらいだったと思うよ、でもまあ記念だし初デートだからいいんじゃない?」

 

そんな風に屈託なく笑う滋を目の前につくしはくらくらしてしまった

 

つくし「考えてた値段より0が多い…」

 

滋「まあまあ、彼からのつくしへの想い♡がつまってるんだよ!」

 

滋は変わらずにやにやといじってくるが、つくしはもうネックレスをつけて歩くことすら怖くなってしまっていた

 

つくし「こんな無防備につけてちゃダメな気がする」

 

滋「なにいってんの?!全然いいんだって!」

 

つくし「うう…」

 

滋「まあ、それよりも司のほうもさ、記憶、早く戻るといいんだけど」

 

つくし「う、うん」

 

滋「もっかい刺激与えてみるとか?」

 

つくし「けが人に?!」

 

滋「んーじゃあみんなで一緒に旅行行ってみるとか!24時間以上一緒にいたらさすがに思い出すでしょ~~」

 

つくし「いや、そもそも忘れてる人間が一緒に旅行行くって時点で道明寺は来ないと思う」

 

滋「ん~~…」

 

滋は悩みながらパフェを食べ終える

 

滋「あっ、てか司のことあったからつくしも花沢って人もクリスマスからデートしてないんでしょ?!!やっぱりみんなで旅行に行きなよ!司が行かないって言うならそれはそれで仕方ないってことで、彼♡とデート旅行楽しめばいいじゃん?!」

 

名案が浮かんだとばかりに滋は口にクリームをつけながら捲し立ててくる

 

つくし「いやいや、でも旅行行くほど今はお金もないし…」

 

滋「えっへん!そこは滋ちゃんにお任せください!豪華クルージングの旅にご招待しちゃいます!!」

 

滋が立ち上がりとっても嬉しそうに胸をはってこう言った

 

つくし「いや!滋さんそんなことしなくていいよ!!」

 

つくしが慌てて止めようと立ち上がるが滋は満面の笑顔でこう言った

 

滋「何言ってるの!つくしは私の親友だし!ライバルでもあったし!司はあんなんでも元婚約者で大好きだったし!つくしと彼のお祝いプレゼントもしたいし!ちょうどいいじゃん!?!」

 

つくし「で、でも…」

 

滋「さーてそうと決まったら連絡しますか!」

 

つくし「ちょ、ちょっと滋さん…!」

 

つくしはまだ滋を止めようと頑張っているが聞く耳をもつことはなかった

 

こうして滋の強制クルージング旅行が開催されるのだった

 


 

 

読んでくださってありがとうございます(*´ω`)

 

 

 

 

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