類「…ごめん、こんなこと言うつもりじゃなかったのに」

 

類はそういうと水をもう一口飲んで、ベットへと腰掛けた

 

司「……ダメだな、俺はやっぱりぐちぐち言い訳みたいなの言うの好きじゃねえわ…あのよ、ちゃんと話さねえとなって思ってた。俺は…」

 

さっきまでの司の表情とは違う真剣なまなざしに類は司と視線を合わす

 

お互いの目は真剣だった

 

司「…俺はまだ牧野の事」

 

つくし「…花沢類!!」

 

類「!!」

 

司が言いかけた時、少し遠くの方からつくしの叫ぶ声が聞こえてくる

 

ドタバタとした足音が近づいてきたかと思うと、いきおいよく扉が開かれた

 

つくし「花沢類!!はぁはぁ…ちょっと道明寺!!!西田さん使ってあたしを連れ去るなんてどういうこと?!!!」

 

司「なんだよお前!どうやってここ戻ってきたんだよ!つうか西田!なんでこいつ連れてきたんだよ」

 

西田「申し訳ありません。司様。牧野様に花沢様の家に戻らないとこの場で舌を噛み切って死んでやると叫ばれまして…」

 

司「あほか!そんなん脅しにきまってるだろ!!」

 

西田「ですが牧野様のご気性を考えますと…」

 

類「…まあ、やりかねないよね」

 

類の言葉に西田が困った顔してうなづきを返す

 

司「…くそっ、邪魔が入ったな」

 

つくし「邪魔ってなによ!邪魔って!!っていうか何?!病院をベットに座らせて!頭おかしいんじゃないの?!!ほら、花沢類は早く布団に入って!道明寺は飲んだもの片づけて!!体温計はどこ?あっ、ここか、ほら寝て寝て、測って」

 

類「う、うん」

 

司「あほが、こういうのは使用人がやるんだよってなんで西田は片づけてるんだよ」

 

つくし「病人には無理をさせないっての常識でしょ?!!お見舞いにきたのにそんなのもわかんないの?!」

 

類「いや、俺が勝手に起きてただけだから」

 

つくし「だから!花沢類も起きなくていいんだよ?!あっ、体温計鳴った、見せて?!って‥‥38度?!!もう微熱じゃないじゃん!!早く寝て!!あ~~そうだ冷えピタ買ってあったんだ!」

 

類「ひえぴた・・・?」

 

つくし「知らないの?お金持ちってこういうの使わないのかな…まあいいや、はいオデコだして~~~ピタッと」

 

類「…冷たい」

 

つくし「でもオデコって冷やしても意味ないらしいけどね…脇とか首とか冷やした方がイイみたい」

 

類「へえ…気持ちよさそう」

 

つくし「貼る?一応買ってあるけど」

 

類「うん」

 

まるで母親に甘えているかのような類の姿に司は言葉を失う

 

司「…くそっ、いちゃいちゃしてんじゃねえよ」

 


 

今日も読んでくださってありがとうございます!!

 

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