非常階段でそんなことがあった後、つくしと類にあまり接点もなくいくつかの季節を跨いだ
つくしは花沢類の事を助けたいと思ったがいいが、具体的に何か思い浮かぶこともなく
道明寺財閥による道明寺楓からの妨害にあったり、めまぐるしい日々を過ごしていた
そんな状況の中、つくしは花沢類よりも、道明寺との絆を深めていき、とうとう恋人未満、友達以上のような関係になってしまった
類は、そんな二人の姿をただただ眺めているしかなかった
非常階段で、類が一人でたたずむ姿が見える
類「いるわけないか…」
非常階段に来るや否や、類が小さくつぶやいた
類は、つくしの姿を探していたのだ
類「牧野も、司も、わかりやすいんだよな」
そうつぶやいた類の頬に秋風が通り過ぎる
類「あの二人の間に入る事なんてできないよ」
類は長い長いため息をつく
類の目線の先に、小さな花が遠くに見えた
類「秋桜…」
英徳学園の整備された庭のひとつに秋桜の花が見える
類「牧野は、いつ助けてくれるんだろう」
類はそう言った後にクスっと笑い、そのまま顔をあげて天を仰いだ
類「……それでもやっぱり俺は、牧野なんだよな」
目を閉じた類は悲しそうな声で誰も聞いていない空へと言葉を投げた
そして、司とつくしが付き合い始める
だが、付き合い始めた瞬間から、二人は超遠距離恋愛だった
司はNYへ、つくしは変わらず英徳学園へ
類は、片思いで辛く傷ついた気持ちのまま、それでもそばにいたいと、つくしと”変わらない友達”で居続けるのだった
今日も読んでくださってありがとうございます!!
拍手とメッセージもありがとうございます!!
明日はまたドラマ日ですね~~
前作の花より男子のドラマが、伝説を残すレベルで凄かった中、続編としての花のち晴れの出演者様は、プレッシャーが半端ないだろうなと思ってしまいます
もしも、管理人が花のち晴れに出て!って出演依頼されたら全力で断るwってくらい、前作の花より男子の俳優のチョイスは原作っぽかったし素晴らしかった
凄いプレッシャーの中、続編の花のち晴れを演じているんだろうな~と思ってみていると、頑張れーー!!と応援してしまいます(*’▽’)w
花のち晴れは設定も原作も、神尾葉子先生はなんでこんな設定を思いつけるのか!!というくらい面白いですよね…
そりゃあ見れるならF4を見たいけれど……C(コレクト)5とか思いつかない設定のドラマや原作を見ていると、もっと自分も色んな事を思いつける様になりたいなあと…それには勉強しないとなあと…思ってしまいます(´Д⊂ヽ
神尾葉子先生のキャラの性格や設定を大事にした二次小説を、頑張って楽しく書いていきたいなと思いました
不定期更新二次小説サイトですが、今後ともよろしくお願いいたします♪
管理人 のどか