そして類とつくしが距離を縮めていったある日、つくしは思い立って司がいるNYへと旅立った

 

それを類は見送ったが……どうしても気になって類も後を追ったのだ

 

それはその時の話

 

類「牧野、NYに行ってちゃんと司と話してきなよ」

 

つくし「…うん」

 

このNY行きのチケットは牧野家が懸賞で当てたもの

 

つくしは、思い切ってNYへと行くことにした

 

そして旅立ちの日、類は自分の部屋から牧野が乗っているであろう飛行機を見つめていた

 

類「あれに牧野、乗ってるのかな」

 

飛行機がどんどん離れていく

 

その時、また類の心臓に鈍い痛みが走った

 

類「…静の時とは比べ物にならないな」

 

あの時、類の初恋の相手、静が海外へといなくなる時にも、類はこの心臓の痛みを感じていた

 

その時は、つくしにハッパをかけられ、静の後を追っていった類

 

今回、つくしへの恋心を認識していても、つくしは司の彼女だったから、類は一緒に行くのをやめていた

 

類「俺が一緒に行って、司とこじれたら大変だしね」

 

類はそう自分に言い聞かせ、飲み物を飲もうとする

 

類「…でも牧野は、一度も行ったことがない海外で、ひとりぼっちで、連絡がとれない会えるかわからない司の元に…行ったんだよな」

 

ふと、類は頭につくしの姿がよぎる

 

その姿は、海外の大都会のど真ん中で、一人さみしそうに立ち尽くすつくしの姿だった

 

類「…」

 

類は飲み物の入った食器を乱暴に置き、掛けてあったコートを手に取り、そのまま無言で部屋を出た

 

行く先は、もちろん、NY

 

類は、いてもたってもいられなくなってしまったのだった

 

類「牧野、一人で行かせて、ごめん」

 

類はハンドルを回しながらそうつぶやき、急いでプライベート空港へと車を走らせるのだった

 


 

今日も読んでくださってありがとうございます!!!

 

拍手とメッセージもありがとうございます( *´艸`)短めになってしまっていて申し訳ありません

 

世間はGWですね!みなさんは楽しんでいますでしょうか

 

管理人は…仕事です…が、がんばります(ノД`)・゜・。

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