ひとしきり笑いあった後に西門とつくしはお互いにニヤッと笑みを交わした
西門「よし、明日から探しに行くぞ」
つくし「!!ありがと!!」
西門の言葉に満面の笑みで返すつくし
西門「…」
西門はその笑顔になぜか心臓がドキッと跳ねるのを感じた
西門「…」
つくし「…?あたしの顔に何かついてます?」
西門「いや…」
つくし「??」
西門「じゃ、じゃあ明日な」
つくし「はーい!」
こうして、この日は終了した
そして次の日から、西門とつくしは猫とカバンを探すことになった
だが、数日探してもカバンも猫も見つからない
たくさんの場所を探すうちに、次第に西門とつくしの距離も縮んでいった
西門「ここにもいない…か」
つくし「ぜっんぜんいないね」
西門「猫はどっかいっちゃうよな」
つくし「あっ」
西門「どうした?」
つくし「またたびなんて…どうでしょう?」
西門「……またたび?」
つくし「あっ…この世界にはないのか…う~んと…猫が好きなご飯を作ってみるとか」
西門「…その手があるか、そういえばお前料理できたよな、材料は屋敷にあるから作れ」
つくし「…了解です!」
西門の言葉にまた満面の笑顔で返すつくし
西門「おっまえは…」
なぜかつくしが笑うと西門は顔を直視できなくなっている
つくし「?どうしたの?」
西門「…いや、おまえは笑顔だけはいいな」
つくし「!!!」
西門が困り顔でつくしをあしらうようにそう言った
つくしはその言葉にとても嬉しそうにこたえる
つくし「ほんと??ありがとー!」
西門「…」
西門は、その顔を見て、ふと思う
西門の心の声(こいつは…人懐こいし、知らない場所だと言うのに物怖じしないし…なによりまっすぐ私の方を見て話してくれるな)
そう思ったとき、また心臓がツクンと軋んだ音が鳴った
淡い淡い、まだ誰も気づかない想いが育ち始めていた
今日も読んでくださってありがとうございます!!
短めですが。。。(´Д⊂ヽ
拍手とメッセージもいつもありがとうございます!更新頑張ります!
あと、ドラマ面白かったですね!道明寺登場シーンはさすがの一言でしたw
花より男子のドラマの続編とかも昔二次小説書いていたので(公開はしてないのですが)
また書きたいな~と思ったりしました(*’▽’)やりたい事、書きたい事が多くて一日24時間じゃ足りませんw