つくし「でも猫なんてそんなすぐに見つからないよ?!」

 

つくしの叫び声にも振り向かずにつかつかと進む西門

 

西門「あ」

 

だが急に早足で前を行く西門がやっと振り向いた

 

つくし「わっ」

 

急に立ち止まった西門につくしは足が止まりきらずにぶつかってしまう

 

西門「お前…猫のご飯作ってたっていってたよな?」

 

つくし「あっうん」

 

西門「それもって…外に行くぞ」

 

つくし「わ、わかった」

 

つくしは西門に言われる否や急いで台所へと戻る

 

周囲には不安そうな顔の使用人たちが何か話したそうにこちらを見ていたが、それに反応する余裕も今はつくしにはなかった

 

つくしがドタバタと作った料理をもって西門の元へと戻る

 

つくしが戻って来るや否や、西門はその料理を受け取り、また足早にお屋敷から見える小高い山の方へと向かった

 

その山はつくしが丘のほうだ

 

つくし「なんで、道に迷わないの」

 

西門「そりゃあ夢にみていたからだろう」

 

つくし「こ、怖くないの?これも夢だとか思わないの?」

 

あまりにも冷静に対処してく西門に思わずつくしは感情をぶつけてしまう

 

西門「…」

 

その質問をされくるっとつくしの方を向く西門

 

つくし「な、なに」

 

眉間にしわが寄った西門に少し怯えるつくし

 

西門「お前”ここ”にきてだいぶ経つんだろ?」

 

だが西門はつくしの質問には答えずに逆にそう問われてしまった

 

つくし「う、うん、結構経つと思う」

 

西門の問いにこくこくとうなづきながらつくしが答えた

 

西門「怖いとか言ってる場合じゃないんだ。俺から離れるなよ」

 

つくし「え?」

 

そう言うや否や西門はパッとつくしの手を掴み、手を繋いだままものすごい速さでつくしが丘へと向かうのだった

 

 


 

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