そしてさあ魔女の元に向かおう、そう決めて2人は足を前に進めたが

 

つくし「ところで…なんで女将さんって何者?」

 

女将「いまさらかい!!」

 

つくしの間の抜けた質問に女将はずっこけてしまう

 

女将「間が抜けてるねえ…」

 

つくし「気になってたんだけど…魔女っぽいなあとは思ってる…」

 

つくしが女将に言い訳をはしつつもまだ質問を続けた

 

つくし「もうあたしの存在がばれたから聞いちゃうけど…女将ってお姫様育てたおばさんってだけじゃあないよね?」

 

女将はおそらく魔女なのだろうと思いつつも、つくしは好奇心から詳しく聞いてしまうが女将はそれに対しのらりくらりとした返事を返す

 

女将「……まあ気になるだろうね…でも今はそんなこと聞いてる場合でもないだろう?時間がもったいないじゃないか、ほら行くよ」

 

つくし「う…うん」

 

納得できないままではあったが、確かに先ほどの爆発から考えて、のんびりしている暇はない

 

つくしは女将と一緒に先ほど窓から見えた爆発した場所へと向かうのだった

 

つくし「と…遠い…」

 

女将「これくらいの距離でなんでバテてるんだい!!」

 

つくし「だ、だってこの姿歩きにくいし…そもそも坂道と下り道の繰り返しだし…それに女将はなんか飛んでるから楽なんじゃん!!!あたしはずーーーーっとこの歩きにくい道歩いてるんだけど?!!」

 

つくしが女将に言い返すが、女将はそれをまったく聞いていなかった

 

女将「もうそろそろ奴の監視下に入っちゃうね…その恰好は目立つし…うーーーん…」

 

つくし「もしもーーし?聞いてますか~~???」

 

つくしの声など耳に入っていないといった風に女将は考え込んでいた

 

つくし「だめだ…何も聞こえてない…っていうかお腹空いた…」

 

つくしは座りやすそうな芝生のようになっている場所に座りこんだ

 

女将がつくしの目の前で考え込んだままパタパタと浮かんでいる

 

つくし「…」

 

つくしはその姿をぼーーーっとみていた

 

つくし「ルイ……大丈夫なのかな…」

 

そうぼそりとつぶやいたとき、女将はいつのまにか顔の目の前にいる

 

女将「…」

 

つくし「うわ!びっくりした!!ど、どうしたの??」

 

女将「そういやさっきルイ王子に似た人があっちの世界にいるっていってたね?」

 

つくし「う…うん」

 

女将「しかしあの若造が王子だったなんてね…しかも姫に関わり深くなる相手…ということはあの日…」

 

女将はつくしに聞いた後、何かぶつくさつといいながらまた悩み始めてしまった

 

つくし「とりあえず待とう…」

 

つくしが女将の悩んでいる間、徒歩疲れを空を見ながら癒していると、横から何かの鳴き声が聞こえてくる

 

つくし「にゃ~~……にゃ~~って…猫か…こっちの世界にも猫いるんだな…」

 

鳴き声を聞きつつぼーーっとしながらそんな風なことを考えたつくしだったが、すぐにバッと身を正し声をするほうを振り向いた

 

つくし「え?!?!猫!!!?!!」

 

振り向いた先に見えた猫は、確実につくしをこちらの世界に導いたともいえる猫だった

 

つくし「いた!!!!!猫いた!!!!!!!」

 

女将「え???」

 

つくしは思わず猫を掴まえようと走り出してしまう

 

女将「ちょっと!どこいくんだい!」

 

つくし「猫!!猫捕まえたら戻ってきます!!」

 

女将「?!!?‥‥!!」

 

小さな体の女将の声はつくしにはもう届かない

 

ルイのことを助けたい気持ちもあるから戻っては来るが、猫をせっかくみつけたのだから捕まえておきたい、つくしはそう考え猫の後を追うのだった

 


 

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